小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その182 <崖っ淵の日々>

2021-03-21 19:29:00 | 写真日記
自然教育園日記 その182 <崖っ淵の日々>

相変わらず<リアルを越える>を目的とした雨降り画面作成に挑戦しています。同じような絵が続いてすみません。こういう時もあるのです。雨の日があれば、晴れの日がある。

当方の好みから言って、暗い画面は嫌いなのですが、プロジェクション・マッピングが行き詰まって、今のところこれしか<リアルを越える>方法を思いつかないのです。

雨にプロジェクション・マッピングをかまして派手にしたいのですが、これも上手くゆきません。

加えるに、花の前で数時間あれこれ撮影していると、花が痛むだの他のお客さんに迷惑だなどと教育園のスタッフに注意されて万事休す。自然の中に舞台装置を設定することが必須である<リアルを越える>は風前の灯。

2021-3-16
Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4



















2021-3-19
Fujifilm GFX50S + GF100-200mm F5.6

今日はGF120mm macroF4と間違えてGF100-200mm F5.6を持ってきてしまいました。45mm 接写リングをつけるとGF100-200mm F5.6はGF120mm macroF4と同じぐらいの接近が可能となり、マクロとほぼ同じような撮影が出来ました。















2021-3-20
Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4











誰も来そうもない隅っこでそっと撮影していると、なぜか人が集まって写真を撮ろうとするのです。他にいい撮影場所はいっぱいあるのに。今度教育園スタッフに注意されると、完全に<リアルを越える>はストップです。もう最後はコンピューター・グラフィックとのドッキングしか残っていません。こちらに移行するのが流れかなと覚悟を決めています。

公募展に向けての大型陶絵画作成は3月中に完成しなければならないのに壁また壁の連続、初めての試みの連続のどこでミスってもそこで作成はストップして、The End。 LifeSeqの仕事は昔付き合いのあった京大の大先生とのコンタクトが再開したはいいが、この仕事の持つ根本的問題との対決が突き付けられて崖っ淵, 当方の生涯をかけた試みは風前の灯。それに加えて<リアルを越える>も壁ときては、やってられない。どの壁も同じ、既存概念を壊して新しい事をやろうとするときに、周囲から、それ以上に自分の中から巻き起こる葛藤。もう<あきらめるな><あきらめるな>と唱えるしか手はない。悪い時があるなら、いい時もあるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする