小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その193  新機材2台体制―2

2021-06-25 17:41:36 | 写真日記
自然教育園日記 その193  新機材2台体制―2
2021-6-8~24

動き物撮影用軽量システム、Fujifilm X-T3 +XF70-300mm F4-5.6
絵画的写真撮影用システム FujifilmGFX100S + GF110mm F2

この2つのシステムは同時に持って行けるギリギリの重さの機材です。 といっても最近は暑いのでどちらか片方を持って行くことが多い。しかし、元気な時は2台持って行きます。

以下、Fujifilm X-T3 +XF70-300mm プレ撮影システム使用








Fujifilm X-T3 +XF70-300mmの撮影はかなりトリミング拡大しています。このシステムは予想よりずっとトリミング拡大能が優れています。しかし飛び鳥をAFで追うのは難しいので、約55回プレ撮影ショット/日X 4日で採用したショットは4ショット。約2%の歩留まり。

以下Fujifilm GFX100S +GF110mm
GF110mmのボケを生かして、大きく前ボケを取り込んで、絵画的写真を狙っています。同時にFujifilm GFX100Sの高画素を生かして、大きくトリミング拡大をしています。虫には確実なピントが必要なので、MFが望ましいのですが、三脚無し且つ動く虫にはMFは難しく、ここではAFを使っています。後ろの小さな虫にAFでピントを合わせ、前ボケをかぶせるのですが、虫は動いているのですから、なかなか難しい。500ショットで12ショットを採用。約2.4%の歩留まり。

























最後の3ショットは遠くから撮影してトリミング拡大、Fujifilm GFX100Sのトリミング拡大能を利用しただけ。

撮る目的により機材を選ぶのは当然ですが、そればかりではありません。 優れた機材はその人にそれまでと違った、予想を越えた撮り方を与えるのです。思い切っていい機材を手に入れましょう。新しい世界に連れて行ってくれます。



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