小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

山歩き用、中望遠200mmを軽量化するにはどうしたらいいのだろう? その2

2013-09-17 19:51:04 | 日記
山歩き用、中望遠200mmを軽量化するにはどうしたらいいのだろう? その2

3、富士フィルムX-E1+ツアイス100mm macro + リアコンバーターX2

















4、ついでに富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mmの写真ものせます。













なんとか軽い200mmはないかともがいています。フジノン55-200mmがいいと思ってはいるのですが、いざ買いに行こうと思うと、いやまてよという声が聞こえてきて、いつも足が動きません。 フジノンでも単焦点で、もう少し軽いか、安いかしていれば買っているかもしれないのですが。これまで、いつもズームは結局、捨ててしまうので、決心がつきません。ソニーのフルサイズ・ミラーレス用にお金を貯めておかねばという気持ちも強くあります。
  ニコンD800Eに大三元ズーム、AF-S NIKKOR 24-70mm1:2.8G EDを付けて机においてあるのですが、なんとも不恰好で、インテリジェンスのかけらもない、ただの機械の塊です。 その横に、富士フィルムX-E1にツアイス100mmマクロを付けて置いてあるのですが、おもわず手に持ってしまうのです。ツアイスだから思い込みというわけではありません。富士フィルムX-E1にオールドレンズ、ペンタックスSMC150mmを付けた感触もホレボレします。8000円なんぼのオールドレンズですよ。見た目だけではないですよ、MFの場合、ツアイスやオールドペンタックスは全然いい感じなのです。 ツアイスにいたっては、ファインダーからの絵やリングの動きに、なんとも引き込まれてしまうのです。触っていて、撮っていて楽しい。
①ペンタックス SMC150mm 1:4 +ペンタックス・リアコンバーターX1.4+KIPONアダプター  0.5kg
②ニコンED micro NIKKOR 200mm 1:4D(ニコンFマウント)+KIPONダプター 1.3kg
③ツアイス100mm macro ZK (ペンタクスKマウント)+ ペンタックス・リアコンバーターX2+KIPONアダプター 1.0kg
④フジノン55-200mm(富士フィルムXマウント) 0.58kg

試写の結果は、8000円のペンタックス・オールド150mmが頑張っています。 フジノン55-200mmが最安値56000円ですし、重量はペンタックスの方が軽くスタイルも抜群。しかし、こいつでフォトコンに出したら、使用機材に対する偏見で落とされるかもしれない。ニコン200mmマクロはしっかりしている。リアコンバーターを使っていないからかもしれない。ツアイス100mm MacroはX2リアコンバーターというつらい条件で、パープルリングが容易に出てきます。しかし、色的にはツアイスがなぜかホッとする。ニコンは文句をつけることは無いのですが、ツアイスと比べると、まじめすぎて、色気ない。 
  ツアイスtouit 32mmを載せたのは、その場の雰囲気をあまりにもよく伝えているので、 思わず載せてしまったのです。実際より良く撮れることが当方の撮影の条件ですから。ツアイスtouit 32mmは合格なのです。

当方の風景写真の条件は
1、どこで撮ったか分からないこと
2、何を撮った分からないこと、しかし、自然を感じさせること
3、特別なシーンでなくて、普段のシーンであること
4、本物より良く撮れること
5、美しいか、楽しいこと

ソニーがレンズカメラを出しましたね。これがうわさのソニー新製品とすると、ソニーフルサイズ・ミラーレスはまだ発表されないのか? そうなるとまた予定が狂ってしまいます。こまった、こまった。ソニーレンズカメラは、見方によれば、リコーGXRの延長線上にあるわけです。ソニーさんに先をこされて、ペンタックス・リコーさんがリコーGXRに対して、まったくやる気が無かったことが明確になったわけです。ソニーのレンズカメラで、リコーGXRが目をさますのでしょうか? もう完全にあきらめて撤退するのでしょうか? 
カメラの中でレンズだけは当分アナログを続けなければならないから、レンズとそれ以外の電子部分を別ユニットとして考えることは当方が以前から主張してきたことで、以前のブログ、<カメラ独り言>で述べています。<ミラーレス・パンドラの箱>にも少しそういうことを書いています。アナログのレンズは厄介で、制限が大きい(その分、メーカーはレンズで儲けているのですが)。よって、当面、制限の大きいレンズの開発概念と、身軽に自由な発想の出来る電子部分の開発概念は別ユニットとして発展させてゆくことにより、カメラの発想が飛躍する。さらにアナログレンズ自体がデジタル化される未来像をどこかに書いたのですが、どこだか忘れてしまいました。レンズは無数のセンサーの集合体となり、経時的に光の情報を受け取って、電子部分がその情報を再統合して画像を作る。動画も3DもCGも自由自在となるのです。これでカメラは完全なデジタル化を果たすのです。その日はいつでしょうか?


ツアイス100mm macro ZK (ペンタクスKマウント)+ ペンタックス・リアコンバーターX2+KIPONアダプター 1.0kg

アダプターが2つも付いているので、見た目が悪いですが、使い勝手の感触が、おもわず手に取らせるのです。


ペンタックス SMC150mm 1:4 +ペンタックス・リアコンバーターX1.4+KIPONアダプター  0.5kg

これも2つのアダプターがついているので、見た目が低下していますが、この8000円のオールドレンズはカメラという物の本来の姿を表わしています。カメラの横とレンズの縦のラインが融合して、シンプルに美しい。現在は、どうしてこういうレンズが出来ないのでしょうか?



ニコンED micro NIKKOR 200mm 1:4D(ニコンFマウント)+KIPONダプター 1.3kg
ボディーは300gですから、これで1.6kg。レンズに三脚台がついていますから、三脚に付けても、カメラに無理がかかりませんので、この組み合わせはぎりぎりで何とか使えます。見た目も悪くない。しかし、そのずっしりとした重さは、いくぞという元気が今一つでません。


ツアイス、touit 32mm F1.8 (Xマウント)  210g

現代的なインテリジェンスを感じませんか。


ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm 1:2.8G ED  

大三元ズームです。これが、現代のニコン・スタンダード。


ニコンD800E 1.0kg + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm 1:2.8G ED 0.9kg

見た目では普通のカメラですが、何度もレンズとボディー2kgを持って4kmを歩けばその<恨み>がずっしりと心に蓄積されるのです。この組み合わせで、ダントツの写真が撮れれば、<恨み>はあっという間に、すっ飛ぶのですが。手首の腱鞘炎ばかりが心に残って行くのです。


ペンタックス SMC150mm 1:4 +ペンタックス・リアコンバーターX1.4+KIPONアダプター  0.5kg  

カメラとレンズで800g。これが常識的カメラではないですか。


富士フィルムX-E1 + ツアイス、touit 32mm F1.8 (Xマウント)  210g

カメラとレンズで510g。


リコーGXR + フォクトレンダー・カラースコパー、35mm F2.8 (Mマウント)

上の富士フィルムX-E1+レンズを撮影した組み合わせです。フォクトレンダーもかっこいいでしょ。
富士フィルムX-E1 + ツアイス、touit 32mm F1.8やリコーGXR + フォクトレンダー・カラースコパー、35mm F2.8にインテリジェンスを感じませんか? ニコンD800E + ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm 1:2.8G EDは自然発生的に機能を継ぎ足していって、こういう形になったのでしょう。これがユーザー皆さんの好みならしょうがありません。しかし、世界中にコンペチタ―がいっぱいいるのですから、本当にこれでいいのでしょうか? 



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