小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

Sony α7RII 試写 ~その4、東京湾野鳥公園編~

2015-08-22 15:25:33 | 日記
Sony α7RII 試写 ~その4、東京湾野鳥公園編~

8月17日(月)の夜から突然、高熱(38~40℃)を出してダウン。4日間寝たきりで、今日8月21日(金)はなんとか起き出してPCをいじれるようになりました。デング熱なのかインフルエンザなのか?
ダウンする前日に以下のブログを書いたのですが、どうしても<AF追尾>なるものが良くわからない。あまり間違ったことを書くとまずいので、17日の昼間、ソニービルにAF追尾の方法を聞きに行きました。AF追尾とはパターン認識で、鉄道、飛行機、子供の運動会など動く方向が単純なものにしか応用できない、鳥や蝶のように動きが複雑なものは難しいとのことでした。以前よりだいぶカメラに対する相談窓口が充実してきたようで、楽しくディスカッションできました。DMFや4 K動画からの切り出しなどもいろいろ聞きました。これはまた後程。

コンティニュアスAFでAFロックですから、AFで捉えたことを示す枠は出ますが、ピイという音はしません。ちゃんと意図した対象のパターンを認識したかはよくわからないのです。 その枠が対象を捉えてついて行けばAF追尾が成立していると判断するということで、実際に結果を見て成功かどうかを知ることになります。一旦追尾が途切れても再びパターンを捉えれば追尾が再開することもあるそうです。鳥や蝶でも止まっている時にうまくパターン認識させれば、飛び出して画面から消えるまでくらいは追尾しそうな気もします。しかし、この場合は5コマ/秒ではせいぜい1コマか2コマということになります。当方の目的での<AF追尾>はSony α7RIIに大きく期待することは無理と言う結論になります。 Sony さんにいわせるとこういった使い方ではSony α77IIが一番向いていると言っていました。確かに、トランスルー・ミラー、79点AF、12コマ/秒連写など、から考えるとそうなりますね。当方としては<AF追尾>はPanasonic Lumix GH4に振りましょう。なにしろ40コマ/秒の連写ですから。
結局、以下のブログの<AF追尾>は上手くいっていないと考えた方がよいようです。
上手くゆかない責任を全てSony 70-300mm G SSMに押し付けてしまったようで、申し訳ありません。しかし、書いてある結論はかわりません。


2015-8-16
東京湾野鳥公園でAF追尾の試写をトライ。コンティニュアスAFでAFロックという設定にします。鳥を撮る機材はマイクロフォーサーズに移動してしまったので、フルサイズSony α7RIIに使えるAF望遠はSony 70-300mm G SSMしかありません。これでは鳥撮りには無理なので、デジタルズームで2倍にしてみました。600mmです。結果はよくありません。デジタルズームはSony α7RIIになっても、あまり使いたくないしろものです。
肝心のAF追尾の試写はどうなったか? すみません、当方はAFに弱いので、AF追尾が上手くいっているのかいないのかよくわからないのです。とにかく手持ち、コンティニュアスAF・AFロック、5コマ/秒連写、シャッター速度1/1000~1/2000で動く鳥を狙って1000枚くらいとりました。当方は何度も言うようにいわゆる鳥撮りには興味ないので、珍しい鳥を撮りたいとは全く思っていません。ということで、その1000枚からおもしろい鳥の表情を引き出せたら、AF追尾が意味あったと思うことにしましょう。




しつこく2枚のせたのは単にバックの波のラインが面白かったからです。


サギは足の表情が面白いのです。




せっかく採ったカニを落としてしまった場面。


落としてしまって、バカだなおまえは。    うるせえ! という場面。


ま! いいか! という場面。


超ひまだー! うるせーボケ!  と叫んでいる場面。




しるか! アホ! という場面。




鳥が好きな方には、どんな鳥が見られるか興味あるでしょうから、掲示板をのせておきます。これは珍しい鳥を見たひとが申告するものです。一枚目がお客さん、二枚目がレンジャーさん。いつもいる鳥は野鳥公園のHPに出ているでしょう。


周りのバードウオッチングのオジサン・オバサンの集団がコチドリとさわいでいました。
この一匹であーだこーだ30分くらいさわいでいる。






一つ前をトリミング。ANAと日航、両方のせないと悪いと思って。いずれもAF追尾の試写のつもりで撮っています。














この東京湾野鳥公園はもっぱら鳥を見に来る人の為の公園で、周り中、鳥の話が飛び交っています。当方にはなんとも居心地の良くない公園なのです。家から車だったら30分くらいで来られるのに、公共交通機関では3回から4回乗り換えで、1時間くらいかかる、行きにくい所で、うれしくないのです。AF追尾の試写だからしょうがない、観察小屋やネイチャーセンターがあって、日蔭で撮影できるから、この暑い時に、ここしかないと思って来たのですが、なんともスッキリしない気分で、帰路に着きました。今回の帰りに、初めて品川南口を乗り継ぎ点として2本のバスでつないでみました。一回乗り換えで45~50分くらいで着きました。これは発見なのですが、まず、また来ることは無いでしょう。Sony α7RII + Sony 70-300mm SSMの組み合わせも、もういやです。この旧型のSony 70-300mm G SSMは、色、解像、AF、全てにおいて、Sony α7RIIのセンス・先進性をスポイルしています。今後、Sony α7RIIにはAF・Long望遠はつけませんし、鳥も撮りません。高いAF・Long望遠レンズを買う気もありません。Long望遠は手持ちのMF, 200mm(coBORG)、350mm (miniBORG60ED)とSony/Zeiss Sonnar 135mmですませます。買い足すとしてもZeissかライカの中望遠まで。Sony α7RIIは鳥撮りなどというガサツなことに使う機材ではありません。こういう世界はマイクロフォーサーズが受け持てばいい。ということで、AF追尾は結論なして、終了します。1000枚撮っても、美味しくない料理をいっぱい食べさせられたごとくに気分が悪い。Sony α7RIIにはいいレンズをつけて、いいものを撮らなくては。

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