小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

南イタリア物語ー17

2011-01-08 21:19:06 | 旅行
南イタリアー17


K20D 43mm limited

結構山間に入ってゆく。


K20D 43mm limited


K20D 43mm limited

丘の上のレストランで昼食。ムール貝はとてもおいしい。ヨーロッパで食べるものの中で、一番好きかもしれない。


K20D 43mm limited
ボンゴレ・ビアンコ。こういうのが一番おいしい。


K20D 43mm limied

丘の上のレストランからの眺め。結構高度があるらしく、寒い。

昼食を終えて、再びポンペイに向かう。


K7 100mm macro


K20D 43mm limited

こにいっても、山の上に町がある。


K7 77mm limited

相当高い山々がみえてきました。77mm limitedは、フィルムカメラでは常用レンズでしたが、デジタルになると、1.5倍の焦点距離ですから、115.5mmとなります。この焦点距離は結構使いにくい。43mm が64.5mmですから、43mmが圧倒的に使いやすい。よって77mmの登場がどうしても少なくなります。しかし、ファインダーでみるより、印刷してみると77mmは魅力的絵を作ることが多いのです。


K7 77mm limited




K7 77mm limited


K7 77mm limited

やっとこ、ポンペイの街が近付いてきました。ポンペイを消滅させた、ヴェスーヴィオ火山が見えてきました。またもや夕方になってしまいました。ほんとうに撮影泣かせなツアーです。


K7 77mm limited


K20D 43mm limited
この2枚の写真も、レンズの違いというよりはカメラボディーの違いによる、色調の差ということだろうか? どうしてもK20Dのほうが、どのレンズをつけても、納得いく色調を表現してくれる。


K20D 43mm limited

南イタリアの松は日本と違って、木の上の方だけ枝をのばして葉っぱをつける。きのこみたいな形であることが、おもしろい。


K7 15mm limited

ポンペイの円形野外劇場。


K7 15mm limited


K7 15mm limited

約2000年まえに、ヴェスーヴィオ火山の爆発で一瞬のうちに灰にうずまってしまった街である。ポンペイの住民には不幸としかいいようがないが、おかげで、2000年前の生活が、そこでストップした状態で、我々は今見ることができるわけである。
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南イタリア物語ー16

2011-01-07 20:52:04 | 旅行
南イタリアー16


K20D 100mm macro


K20D 100mm macro
まったく、どこまでも乾いた街だよ。こういうパターン的な風景はマクロ向きで、結果的にもマクロレンズで撮ったものが選択されます。


K20D 100mm macro


K20D 43mm limited


K20D 100mm macro


K7 35mm limited x1.4 reaconverter


K20D 100mm macro

35mm にreaconverterをつけで50mmとした場合と100mmとマクロ同士を比べてみました。やはり100mm macroで素直に撮った方が、きちんどマクロ的細密さが出ているようです。カメラボディーの違いかもしれませんが。

この峡谷の両側に洞穴住戸があるのです。


K7 15mm limited


K20D 43mm limited

この乾いた世界では、少しの花でもホットします。

洞穴住居の内部を見ることが出来ました。 この住居は人と家畜が一緒に暮らしていたそうです。家畜を室内に置くのは、室内の温度を上げるのに必要だったそうです。それであまりに不衛生だったので、洞穴住居が使用禁止にされたわけです。トウルッリといい、サッシといい、貧しいことが、現在の世界遺産を作り出しているということは、なんともはや。


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited



K7 35mm limited x1.4 reaconverter


この特異な街の特異な風景は、映画の撮影によくつかわれるそうです。どういうシーンで使われたかは知りませんが、貧困が映画の場面を生むとは皮肉なものです。


オリンパス・コンパクトデジカメ

結構、芸術家には人気のあるところらしいですよ。となりの家から、ひょっこり出てきた、この人はちょんまげ風のヘアースタイルで女性の注目を集めていました。


K20D 43mm limited


K20D 43mm limited

この室内を見せてくる家の入口に、この辺に移り住んだ芸術家の焼き物らしいディスプレイがある。詳細不明。極めてユニークで、私はこういう天真爛漫なのが好きである。こんな殺風景な所に好んで住むとは相当ユニークな方が集まっているのだろう。


K20D 43mm limited


K20D 43mm limited
マテラの街。洞穴住宅の地区以外は、ちゃんとした建物もあります。

マテラからポンペイに向かいます。
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南イタリア物語ー15

2011-01-06 19:24:20 | 旅行
南イタリア物語ー15

11月27日 早起きして、アルベロベッロのホテルから再び、トウルッリの町へ歩いて向かいます。もしかして、朝日に輝くトウルッリが撮れるかと期待して。しかし、まだ日は上らず、天気も曇り。またもや期待は裏切られました。


K20D 77mm limited


K20D 77mm limited


K7 43mm limited


K20D 77mm limited

43mm limited と77mm limitedはポートレート用レンズとしてはトップクラスと定評あるレンズです。いつも35mm macroで人物を撮っていましたが、このレンズは人物に対しては刻銘に写しすぎます。人物にはやはり43mm limited と77mm limitedが向いているようです。この写真は屋根にピントが合ってしまいましたが。


K7 43mm limited


K20D 77mm limited

家内はこの町にくるのが夢だったそうです。私はこの町が横からの光に輝く写真を撮るのが夢なのですが。まついいか、そういう写真は山とネットや本に出ているから。同じような写真を撮ってもしょうがない。



アルベロベッロを後にして、世界遺産マテラへ向かいます。

マテラにはサッシと呼ばれる洞穴住居群が岩山にびっしりと並ぶ世界遺産の古代都市です
もともとは1万年前からあるとのこと。現在は、古代都市といっても、遺跡ではありませ
ん。人が住んでいます。一時、あまりに不衛生であるので、居住を禁止されていました。
世界遺産に登録されて、今度は一転して、政府が住む人を募集したところ、結構、人が集
まってきて住むようになりました。遺産の保存には人を住まわせるのが一番だという考え
だそうです。


K7 35mm limited macro

このような、もともとパターン的な街はマクロで攻めます。やはり、撮影に曇りはつらい。横からの光線があったら、ここはどのような風景になるのでしょうか。とにかく不思議な街です。どこから建物で、どこから洞穴なのか、どの家に人が住んでいるのか、いないのか?


K20D 100mm macro

この写真は穴居住宅らしい風景ですね。


K20D 100mm macro

こちらは1万年前の穴居住宅かな?


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南イタリア物語ー14

2011-01-05 16:46:59 | 旅行
南イタリア物語ー14


K20D 77mm limited

ここは日本人の経営するお土産屋さんで、屋上に行くことができます。みなさん、大量にお土産を買いこんでいました。家内はここではないのですが、トウルッリの模型をかいました。本物のトウルッリと同じ石で屋根を作ってあるやつを買って、これはよい記念だといってよろこんでいました。


K7 43mm limited


K20D 77mm limited


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited


私の出てくる写真はほとんどオリンパスの小さなデジカメで家内がとっていますが、こちらの方が、時折ましな写真がとれるので、いやになります。


K7 43mm limited


K7 43mm limited

土地の人物をいれた写真をもっと撮りたかったけれど、あまり撮れなかった。これなんかいい写真とおもいますが、どうでしょうか?


K7 43mm limited

面白げな人形がかざってある。


K7 43mm limited

サンタン・トニオ教会
結構すてきなパターンです。この教会は新しく、1926年築です。


K7 43mm limited


K20D 15mm limited


K7 43mm limited

ホテルへの道端にオリーブの木陰に車を止める駐車場がありました。なんとなく、素敵だと思ったのです。帰る時、撮ろうとおもっていたら、帰る時には車一台しかのこっていませんでした。でもイタリアの車はかわいくて、オリーブの木に似合うのです。
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南イタリア物語ー13

2011-01-04 19:15:17 | 旅行
南イタリア物語ー13


K20D 77mmx1.4 reaconverter limited


K20D 77mmx1.4 reaconverter limited


K7 43mm limited


K20D 77mm limited


K20D 77mm limited
イタリア本土の南も、人の作った自然と元々の自然が混じりあった美しい自然が続く。シシリー島とちがって、放り出されている土地はほとんどなく、廃墟もない。


K7 43mm limited

お昼は途中で、オレキエッテ(耳たぶ形のパスタ)を食べる。南イタリアの特徴的パスタです。

一端海に出て、海沿いに走るが、再び、内陸に向かう。


K20D 100mm macro

巨大な虹が現れる。しかし、走るバスからそう簡単には撮れない。


K20D 100mm macro

やっと、休憩タイムで止まってオレンジ畑が撮影できる。Macroで頑張ってみる。


K7 100mm macro

オレンジ畑に囲まれた白い街はなんという名前だろうか?


K7 43mm macro

本土の南でも、<山の上には街があり>の部分は健在だ。雲間からの光に輝く、白壁の街はとても印象的、魅力的だ。


K7 100mm macro

この日は結構な道のりを走る。カラーブリア州、バジリカータ州を通って、プーリア州へ。天気は決してよくないが、時折見せる、雲間からの光線は、撮影には絶好である。光のあるうちにアルベロベッロの町を撮影したい。しかし、願いもむなしく、アルベロベッロの街に着いたときは、すでに日没。横からの光線に浮かぶとんがり屋根の写真は夢と消えた。このツアーはいつも暗くなってから、目的地に着く。冬場は雨期だそうで、まだ雨にふられないだけ幸運であることは間違いないが、とにかく撮影にはつらいツアーである。


K7 43mm limited

アルベロベッロに到着した時は、すでに日は落ちて、こうなったら夜景の撮影だ。


K20D 15mm limited


K20D 100mm macro

この町はトウルッリの町。特殊な工法(漆喰を使わない)で作るとんがり帽子の石の屋根と白い壁の家が並ぶ世界遺産の町である。この地方の人々が、税金逃れのために、このような形にして、住む家ではないと主張し、みごと課税を逃れたという話を聞きました。


K20D 100mm macro

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