小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

山歩き用、中望遠200mmを軽量化するにはどうしたらいいのだろう? その1

2013-09-16 15:45:16 | 日記
山歩き用、中望遠200mmを軽量化するにはどうしたらいいのだろう? その1

今度、遠くに撮影旅行に行く計画をしていますが、山歩き用の布陣が決まらないのです。今のところ、伊豆七島を点々として、そのうちに小笠原まで行くことを考えています。
当方の撮り方だと、山でもマクロ的撮影をしてみたい。100mmマクロを持って行くとして、時折、200mmまでは引き寄せてみたいことがあるに違いない。スケールの大きい山で、局所的写真を撮るにはどうしても100mmマクロでは足りない時が出てくるのです。 300mm以上のレンズを持って行く場合は、それ以外の機材を山に持って行くことは、重量からいってまず無理です。
現在の手持ちレンズで富士フィルムX-E1に付ける、200mm(APS-C換算で300mm)とするには、
①ペンタックス SMC150mm 1:4 +ペンタックス・リアコンバーターX1.4+KIPONアダプター
②ニコンED micro NIKKOR 200mm 1:4D(ニコンFマウント)+KIPONダプター
③ツアイス・プラナー100mm macro ZK (ペンタクスKマウント)+ ペンタックス・リアコンバーターX2+KIPONアダプター
④ペンタックスDA200mm(ペンタクスKマウント)+KIPON、DA用アダプター、これは絞りリングがないデジタル専用で、使いにくいから今回は考慮の対象外
 
旅行にはニコンD800Eと富士フィルムX-E1を持っていったとしても、山歩きにはニコンを宿において、富士フィルムX-E1だけをもってゆくことになります。フジノン55-200mm(富士フィルムXマウント)を買うか、ツアイス100mmマクロ+テレコンバーターX2かと迷うのです。 出来れば富士フィルムX-E1とニコンD800E双方に付けられるレンズが一番いい。これが出来るのは②だけですが、重量が1.3Kgあります。山で持ち歩く代物ではありません。ツアイス100mm macro ZF(ニコンマウント)があれば一番いいのですが、新品で16万円です。中古が出ても今は10万円に落ちてくることはまずありません。出ても、せいぜい14万円までしか落ちない。ちなみに、手持ちのツアイス100mm Macro ZK<ペンタックスマウント>は10万円で買っています。最近、コシナ・ツアイス135mmゾナーZF(ニコンマウント)が発売になって、絶賛されています。これもとっても魅力的。しかし新品で17.5万円、中古は皆無です。一方、ツアイス135mmゾナーは以前からソニーAマウントがあります。こちらはソニー用にAFになって、これも絶賛ものですが、値段は似たようなもの。 ソニー、フルサイズ・ミラーレスを買うならAマウントの135mmゾナーを買うのが当然でしょう。もし、フルサイズ・ミラーレスがEマウントになっても、AFアダプターがあるなら、やはりソニーAマウントゾナーが有利です。さらに、ツアイスの新設計Eマウント・フルサイズ135mmが出るかもしれない。 現在、ソニー、フルサイズ・ミラーレスがAマウントになるか、Eマウントになるかはっきりしていません。ソニー、フルサイズ・ミラーレスの全貌が明らかにならないと、中望遠レンズは決まらないのです。そんな、なんやかんやで、フジノン55-200mm購入はいつも延期となってしまいます。

山歩き撮影を想定して、手持ちの中望遠を富士フィルムX-E1に付けて、比較してみました。 場所は相変わらず、地味公園(目黒自然教育園)です。なんやかんや言っても、試写はここが一番いい。

1、富士フィルムX-E1+ペンタックス SMC150mm 1:4 + x1.4テレコンバーター















2、富士フィルムX-E1+ニコンED micro NIKKOR 200mm 1:4D





















続きはまた明日。
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白金陶芸教室生徒作品展(第二回) その2

2013-09-12 19:24:25 | 日記
白金陶芸教室生徒作品展(第二回) その2





前の写真の方の作品。みなさんの注目を集めた作品です。話を聞かないと、とても想像できないような、大変凝った、手間のかかる技法を使っています。技法は秘密にしておきましょう。



これも同じ方の同じ技法の作品。





再びサイコロの作家さんが登場。アルハンブラ宮殿の思い出を、超細かい技法で再現しました。



画家さんが彫刻を陶器で作ったという複雑な作品。足が折れて、修復に難儀していました。



象嵌技法の注目作品。うわぐすりをかけていないので、実用には供せません。



同じ作家さんの作品。





サブーリ先生の作品



角谷先生の作品、パプリカ



これも先生の一人の作品



夫婦ともにお酒が好きなのだが、それぞれのMy片口、ぐい飲みでそろってお酒を飲むのだそうです。奥さんが作った作品。トクトクとつぐとお酒があふれてこぼれるところに幸福を感じると言う作品です。



これも、お酒の好きな男性の作品。このぐい飲みで、土曜の晩に、このスタジオで飲み会を催して、盛り上がりました。



穴窯の作品



黒土に白化粧の作品。黒土はきめが細かくとても味のある作品になっています。





左上は予想とは全く違って出来た偶然の傑作。



苦心の作に、話がはずみます。



多すぎて、全ての作品を登場させることできませんでした。登場しなかった方、申し訳ありません。まだ、出来てから2年半しか経っていない教室ですが、とってもユニークでレベルの高い作品が集まっていると思いませんか? 当方は技術的にはとっても粗雑ですが、先人の前例を使わないことで頑張っています(模写も必要であることはわかっています、しばらくは自由にやりたい)。<となりの自然>シリーズで方向が見えてきたと思っているのですが、いかがでしょうか? その元になる当方の写真集、<となりの自然>は思ったより受けていました。もう一歩でフォトコン応募できるかもしれません。来年も作品展が開かれて、当方が出品するようでしたら、今度は案内状を送ろうかな? これまでは悪いから、案内状をだれにも送っていません。送っても喜びそうな方がまったく思い浮かばないのです。
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白金陶芸教室生徒作品展(第二回) その1

2013-09-11 19:47:49 | 日記
白金陶芸教室生徒作品展(第二回) その1

9月4日から8日の間、ガレリア代官山で、当方が通っている陶芸教室の作品展が開催されました。そのレポートをお伝えします。白金陶芸教室は角谷先生、サブーリ先生が白金の地で2年半前にスタートして、どんどん内容を充実させて、活動を広げています。詳細はHPでご覧ください。当方は参加させていただいてから2年になります。月3回うかがっているだけなので、腕のほうは遅々として進歩しませんが、継続は力ということです。そのうちもっとこの世界に入り込むかもしれません。撮影カメラはめずらしく、ニコンD800Eに大三元ズームAF-S NIKKOR 24-70mm 1:2.8G EDです。フラッシュなし、ホワイトバランスの調節が十分でなくて、えっこら、えっこら修正しています。色が違うと言う方はごめんなさい。本物は、写真よりずっといいと思ってください。(作品をブログにのせることはOKであると角谷先生がおしゃっていましたから大丈夫とおもいますが、人物の顔は、なるべくよくわからないような写真を載せていますが、一部、親愛の情を込めて、思わずもろな写真を載せています。問題がある方はご連絡ください、即、カットします。)







お客さんは、みな関係者さんと思いますが、大変盛況であったことは間違いありません。



真ん中に小さな子供さんの作品がまとまっておかれています。碁石という発想も、バスやテントウムシも、子供さんの作品はエネルギーと夢があふれています。



一つ前の写真に登場している方が、イギリスの陶芸家ルーシー・リーにはまって作った作品。とってもきれいな色を出しています。この教室は、こういう作品が作りたいという先人の具体例を示せば、ほとんど実現してくれます。当方はまったく前例なしで動くので、不肖の弟子です。







前の写真の方の作品。毎回、大変魅力的作品を出品されます。このピッチャーは設計図を何枚も書いて、きちんとした計画の基に驚くべきエネルギーを集中して完成します。その頭の構造を一度、見てみたいようなすばらしい方です。





前の写真の方の世にも不思議な作品。サイコロなのですが、面ごとに技法が違います。一の目は伊藤若冲の絵からとったトサカと言っていますが何かよくわかりません。妄想の中から発想が生まれるという、こちらも頭の中を見て見たいような方です。



正面が当方のコーナー。土曜の晩の飲み会に使った片口も置けということで、ごちゃごちゃになっています。



元はこういうディスプレイでした。



煮物入れまたは花器。京都、法金剛院、絶世の美女、藤原 璋子のハスシリーズです。ハスは当方のテーマ花。



下がシャガの花のプレートで上がチョウ取っ手のコーヒーカップ。プラチナを使っています。鎌倉、安養院、北条政子のシャガ、これも当方のテーマ花です。



これも下がシャガのプレートでトンボ取っ手のコーヒーカップ。トンボが池に作る波紋を表わしています。昭和記念公園、日本庭園のオハグロトンボから受けたイメージで作っています。



左に、当方の写真集<となりの自然>がおいてあります。作品の花が何だかわからんから、元になった写真を飾れと言うお客さんがいて、その方が写真集から写真を抜いて飾ったので、またもや雰囲気が変わってしまいました。



これも当方の作品で、左がホタルブクロの花、右がチューリップの花を何となくイメージさせるように作ったコーヒーカップです。左の内側にはホタルの光が、右の内側にはチューリップのめしべおしべが描いてあります。 波紋のプレートが先に出来て、これを生かす為にカップをデザインしました。 時間がなくて、今回は大変雑になってしまいましたが、精度を上げて商品化しようと密かに考えています。お分かりのように、<水撮り>の影響で、水の波紋が随所に現れます。作品のテーマはすべて、<となりの自然>から来ています。普段の自然から魅力的シーンやパターンを見つけ出して、陶芸に映すことを目標としています。なにげない、まろやかな自然の雰囲気を感じていただければ幸いです。





後で飛び入りした当方の片口ものせておきます。枯れ葉が2か所に描いてあります。年寄りは枯葉を見ながら酒を酌み交わすという趣向です。

続きはまた明日。
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ニコンD800E+ニコン単焦点オールドレンズでフルサイズのメリットを探る その2

2013-09-07 10:50:51 | 日記
ニコンD800E+ニコン単焦点オールドレンズでフルサイズのメリットを探る
~鎌倉、天園(テンエン)ハイキングコース~ その2

ハイキングコースの途中です。



途中の開けた場所で、お弁当を開いている方々がちらほら。強い海風が気持ちいい。



ここでもクズに花が咲いていました。クズは時期が来ればどこでも花が咲くのか、咲くところと咲かないところがあるのか、まだしつこく気にしています。




富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm

見える時はこのあたりから富士山が見えるそうです。





瑞泉寺に着きました。ここも静かないいお寺です。建長寺もいいお寺ですから、涼しい時に建長寺から天園ハイキングコースで瑞泉寺へのコースは楽しいコースでしょう。その逆をたどれば建長寺の参拝料300円はいらないかもしれません。どちらからも出だしは割合きつい登りで、同じようなものです。















すこし色づいているモミジがありました。紅葉の季節が楽しみです。





最後に晩夏の花の代表、サルスベリの花を撮って撮影は終了です。

鎌倉宮の前のそば屋で、とろろソバとシラス釜揚げ、生ビールで一息ついて、また4km位歩いて鎌倉駅に着きました。今夜のおかずに井上蒲鉾店の蒲鉾と高清でアジとイワシの干物を買いました。どちらもとってもおいしかった。歩数計は22000歩を示しています。

気のせいかしりませんが、APS-Cに比してフルサイズの方が視野が広がって、奥行きが広がってダイナミックな絵になるように思えるのです。そりゃ違いますよ、フルサイズは一度は試しなさいと言う方が正しいような気がしてきました。重たい思いをする意義があるのかもしれません。もっとどんどん撮って見ましょう。

今日は、ガレリア代官山、陶芸教室の発表会に午後からつめて、夜は酒飲みが自作のぐい飲みを持ち寄ってハクレイのお酒で酒盛りするつもりです。ということで早めにアップしました。発表会の写真を今日撮ってあとでアップします、お楽しみに。



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ニコンD800E+ニコン単焦点オールドレンズでフルサイズのメリットを探る

2013-09-06 18:39:25 | 日記
ニコンD800E+ニコン単焦点オールドレンズでフルサイズのメリットを探る

その1 ~鎌倉、天園(テンエン)ハイキングコース~

8月31日(土曜) 今日で夏も終わり、なごりを惜しむがごとく、どこか出かけようと思うのですが、どこにしたらいいか思い浮かびません。今日も35℃は超すと言う予報です。なんでもいいから鎌倉に行こうと横須賀線に乗りましたが、まだ北鎌倉駅で降りようか、鎌倉駅で降りようかとグジグジ迷っています。あてもなく、あの混んでいる鎌倉駅で降りるということはありえないと、北鎌倉駅で降りました。この前、初めて建長寺を訪れた時に、天園(テンエン)ハイキングコースの登山口はここからと書いてあるのを思い出しました。天園ハイキングコースというのは紅葉の季節に有名なコースで気になっていました。今日は天園ハイキングコースの下見をしてやろうと決心したのです。建長寺の登山口から入ると、建長寺の拝観料300円を払わないと登山口に入れません。不思議な仕組みだなと思いつつも、300円を払って建長寺に入いります。
    今日はフルサイズの勉強だと思って、ニコンD800EとニコンAF micro NIKKOR 105mm 1:2.8D, ニコンAF NIKKOR 35mm 1:2D, ツアイスディスタゴン18mm
の組み合わせと、富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mmをスナップ用に持って行きました。ニコンD800Eと単焦点ニコンオールドレンズとツアイス18mmの布陣は、ニコンD800Eに大三元ズームをつけるよりずっと気楽に持ち出せるようになりました。持って行くトータル重量というより、一つのカメラ+レンズの組み合わせを1.5kg以下に抑えることが出来るところが、気軽さの所以です。
最近わかったのですが、50-200mm位の高性能望遠ズームで1.5から2kgくらいのやつを一本、カメラにつけて持ち歩くと、結構それだけで楽しめるし、一本だけならなんとか持って歩けると思われるのです。これはニコンの300mmの1.5kgを持って歩いた時に気が付きました。ただ、おそらくみなさん普段はこれ一本しか持っていないと思います。さらに、広角ズームやマクロを持ったら重たくて動けなくなります。白ペンキおじさんがいつも、だれでも、どこでもデカズームをもっている意味がわかってきました。彼らは広角から標準、望遠とセットで持とうと思っていないのだ(思っても重たくてできないのだ)。当方には、写角の選択肢を望遠に限定するなんて考えられないことです。ニコンD800Eと単焦点ニコンオールドレンズとツアイス18mmの布陣は当方には理想的なのです。
  と言って、今回は撮影より、トレッキング主体となってしまいました。天園ハイキングコースはこれといって撮影するところもなく、ニコンD800EにニコンAF micro NIKKOR 105mm 1:2.8Dつけたっきりで一日終わってしまいました。
  夏の終わりは、お寺にこれといった花がないことは予測されたので、道々の一般のお宅の庭先に咲く花があれば、みんな撮らせていただきました。北鎌倉から建長寺までのアスファルトの道は海風もとどかず、なんとも暑いおそらく35℃は充分超えているでしょう。本当に死にそうです。それでも少なからぬ方々が鎌倉方面に歩いています。最後の夏だと言って頑張っているのでしょう。
写真はツイアスtouit 32mmと書いてないものは、すべて、ニコンD800E+ニコンAF micro NIKKOR 105mm 1:2.8Dです。











建長寺に入ります。久しぶりにお寺の屋根の曲線をみると、もう嬉しくなってしまいます。


富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm


富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm

ツアイスtouit 32mmの端正さは驚いてしまいます。





建長寺の入り口では境内の半僧坊まで行って、そこから天園ハイキングコースの入口ですといわれました。 ところがその半僧坊までが予想外に大変。この階段の下に半僧坊まで10分と書いてあります。35℃の中を10分間、階段を上がるのです。




富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm

半僧坊に着きました。遠くに建長寺本堂が見えます。これはtouit 32mmですから標準レンズです。






天園ハイキングコースはアップダウンのない気軽なコースと書いてありましたが、そんなことはありません。それなりにアップダウンがあります。そりゃ登山をいつもやっている方には体が鈍らない様に登山の準備をするためのマラソンコース(みなさん走っています)に過ぎないでしょうが、1.5kgを手に持って、背中に2kgを背負っている当方には十分アップダウンのあるコースです。手にカメラを持って山道を歩くということはとっても危険で、疲れるのですが、カメラの出し入れがめんどうで、今回もそれをやってしまいました。 道の両側は木々や笹でブロックされて、決して見晴らしのいいコースではありませんが、それでも今日は海風が強く、これでとっても助かっています。風が無かったら、暑さでおそらく㟨泉寺までの全長7kmは歩けなかったでしょう。









続きはまた明日。
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