小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

ベルギー旅行予行演習 その6(最終回)~目黒自然教育園~

2014-05-05 11:04:40 | 日記
ベルギー旅行予行演習 その6(最終回)~目黒自然教育園~

2014-5-4
再び目黒自然教育園(もう地味公園と書くのはやめましょう)に戻ってきました。今日はソニーα7Rに最初に設定したレンズ構成である、ソニー・ツアイス・ゾナー135mmとソニー・ソニー・ツアイス・ディスタゴン24mmに戻して、これにオリンパスOM-D E-M5 +coBORGを対抗させてみました。 


ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー135mm

結局、ソニーα7Rで撮ったものからブログに載せたのはこの写真だけになってしまいました。でも、この写真は念願の写真なのです。水辺のハナダイコンの花のバックに水絵を配置したかったのです。これはcoBORGではできません。絞りがないから、花とバック双方を見せることが出来なかったのです。ソニー・ツアイス・ゾナー135mmでやっと撮れました。ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー135mmはしっかりと構成をとってゆっくり撮影する組み合わせなのです。これ一枚で十分です。

  その後は、チョウチョやトンボをcoBORGで追っかけているうちに時間切れとなってしまいました。 coBORGにも絞りを付けないといけないと痛感した次第です。ソニー・ツアイス・ゾナー135mmはとっても重たいから、旅行はcoBORGにまかせましょう。coBORG用絞りを明日買いに行こう。

以下は全て、オリンパスOM-D E-M5 +coBORGです。














チョウジソウとキタキチョウ

この時期になると、キタキチョウの羽はボロボロ。




イトトンボの見分け方は難しい。写真クラブの専門家にきかないとわからない。お尻に二つの青紋があるのはクロイトトンボとネットには書いてありましたが、アジアイトトンボという方もいました??



当方はどうしても昆虫より水面にこだわってしまいます。





アオスジアゲハはヤブデマリが好きなようです。






下手な鉄砲でも数打ちゃあたると言う具合に、coBORGでも飛びものが撮れるときもある。


キンラン

coBORGは昆虫撮りには向いているのですが、今回はみなピンボケで、まだまだ修行がたりません。 これで予行演習はおしまいです。 ベルギーは雨かもしれない。まだどんな装備にするか思案中。

<白金自然写真クラブの展覧会が5月13日より1か月、上野、国立科学博物館で開催されます。当方は水曜と金曜に受付をしています。土日も一日くらいはいるかもしれません。どうせ暇でしょうから、写真の話、カメラの話、ベルギーの話、自然の話、陶芸の話、ベンチャー起業の話、等々、徒然なるままにいたしましょう。ブログを読んでくださっている方々、遊びに来てください。高原義之>

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ベルギー旅行予行演習 その5 ~六義園~

2014-05-04 21:19:56 | 日記
ベルギー旅行予行演習 その5 ~六義園~
2014-5-2
時間的に近場しか行けないので、久しぶりに六義園です。ツツジが咲いているでしょう。六義園はとってもいい庭なのですが、写真撮影となると何故か、なかなかいい写真がとれません。

今日は初めてSony α7RにcoBORGを付けてみました。 アダプターを皆揃えたので、Sonyα7R, 富士フィルムX-T1, オリンパスOM-D E-M5のいずれにもcoBORG(mini
BORGも同様)を付けられるようになりました。Sonyα7RはフルサイズからAPS-C仕様に変更して付けています。世界広しといえどもSony α7R+coBORGという組み合わせの写真を載せるのは超レア―でしょう。
昨日、富士フィルムX-T1+coBORGの時もそうでしたが, coBORGはAPS-Cですと、周辺が流れます。撮影対象が鳥やチョウならトリミングするから、周辺が流れても大した問題になりませが、景色というとAPS-C+coBORGは苦しい展開ということになります。coBORGの問題点は、フラットナーで周辺の流れは抑えられるはずですし、絞りやヘリコイドなど色々なパーツがあるのでそれを付ければ改良できます。当方はコストと重さを考えて現在は素のままのcoBORGです。
    六義園はツツジ一色でした。ツツジは例年より早い進行のようで、だいぶピークを過ぎていました。 いい写真が撮れない六義園で、それでもcoBORGが一番健闘したと思います。


Sonyα7R+coBORG


Sonyα7R+coBORG


Sonyα7R+coBORG


Sonyα7R+coBORG


Sonyα7R+coBORG


Sonyα7R+coBORG

coBORGはいい風景題材が無い時に、鳥やチョウでアクセントをつけられるからいいですよね。


Sonyα7R+coBORG


Sonyα7R+coBORG


Sonyα7R+coBORG


Sonyα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm

18mmはSonyのセッティング変更をわすれてAPS-Cのままでレンズを交換してしまって、実質27mmになってしまいました。ただの失敗写真です。


Sonyα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm


sonyα7R+コシナ・ツアイス・プラナー 50mm

今日の目的はsonyα7R+coBORGの試写と、もう一つ、Zeiss planer 50mm, Pentax 43mm limited, Pentax 77mm limitedの3本からベルギーへ持って行く標準周辺のレンズを選ぶことにあります。今日は3本とも1.4Xのテレコンを付けて撮っています。マクロの代わりという意図がありました。


sonyα7R+コシナ・ツアイス・プラナー 50mm


sonyα7R+コシナ・ツアイス・プラナー 50mm

Zeiss50mmくらいの重さがあると、写真を撮っているという実感があります。Sony FE 35mmが軽んじられるのは、 あまりに軽いからという気がします。人はいい気なものです。Zeissはさすがにキリットしています。しかし、ボケが時によるとザワザワすると言われていますが、確かにそういう場面も少なくなく、当方は時として気になります。ボケはニコンがZeissの真反対で、ボケボケとして、時としていいと思います。


sonyα7R+ ペンタックス FA 77mm limited F1.8

昨日の結果でもそう思いましたが、Pentax 77mm limited は文句なく使う意味があるレンズです。 優しくて、ボケもきれいです。 X1.4 テレコをかまして、100mm相当の中望遠としてベルギーにもってゆきましょう。


sonyα7R+ ペンタックス FA 77mm limited F1.8


sonyα7R+ ペンタックス FA 77mm limited F1.8


sonyα7R+ ペンタックス FA 43mm limited F1.9


sonyα7R+ ペンタックス FA 43mm limited F1.9

Pentax 43mm limitedは77mmに比較して、存在が地味で、ぜんぜん悪くないのですが、いつも後回しになってしまいます。テレコンのせいかもしれませんが、ボケが円形に渦巻きます。それもまた面白いのですが。 Sony FE35mmを持って行けばこれはいらないかもしれません。 しかし、Pentax FA limited シリーズがちゃんと使えるとは思ってもいませんでした。ペンタックスKマウントをみんな売ってしまったのに、フルサイズで使える単焦点のFA limitedだけは残しておいたことは正解でした。FA limitedは3兄弟(31, 43, 77mm)で、あと、31mmの広角があります。ちょっと高いので、買っていなかったのですが、3兄弟そろえたいという願望はきえていません。
  なぜかBORGは面白い絵を生み出します。視点を通常と変えられる。単焦点だからその非日常の視点で面白い所をねらうようになる、ズームだとすぐ無難に逃げてしまう。coBORGは210gですからベルギーに持って行きましょう。Olympus, Fuji film, Sonyと3つのカメラを付けてみましたが、相性はOlympus OM-D E-M5がベストでしょう。Fuji filmはデジタルズームがないので実質300mm止まりの上にAPS-Cで周辺が流れますから、あまりいいところがありません。 Sonyはカメラを一個少なくできるから重さ的には大いにメリットがあるのですが、操作性の取回しが、ドタドタして鳥やチョウも撮るcoBORGに合いません。取回しからいったらなんといっても爽快なOlympusです。デジタルズームのボタン一つで実質800mmまで行くのですから、coBORGはOlympus OM-D E-M5に付けてもってゆきましょう。とうとう3台のカメラを持って行くことになりそうです。
デジタルズームはトリミングと比べてメリットあるかというご質問にたいして、オリンパスを使っている写真クラブの方は、デジタルズームで画質は落ちないし、目で狙ったところを見ながら撮影できるから、デジタルズームは便利だといっていました。miniBORG60EDの時は富士フィルムX-T1がベストマッチングといったのは、こちらは実質735mmですから、これをデジタルズームで2倍で見ると、1470mmとなり、画像がゆれてほとんど見てられません。高感度特性の優位をとってデジタルズームなしの富士フィルムX-T1を選択したのです。この場合はトリミングで対応した方がいいと思います。


  レンボーブリッジで、coBORGの色が白っぽいとか、Zeiss distagon 18mmが暗く沈むなどと言っていましたが、どうやらMFの場合、絞りやISOをこまめに動かさないと、シャッタースピードとISOでは露出の変化に対応できず、露出がオーバーやアンダーになるばかりでなく色に影響を与えてしまうようです。AFの場合は露出調整が対応できなくなると絞りが自動的に変化しますが、MFの時にそのつもりでズボラすると色にまで影響が及ぶと思われます。こまめに絞りとISOを調節しながらMF撮影すると随分と色が安定しました。
どうやらどこかでOlympus OM-D E-M1を買わねばならない運命かなと思っています。それまでに Olympusのレンズを少しずつ買ってみましょう。
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ベルギー旅行予行演習 その4 ~東御苑~

2014-05-03 19:19:58 | 日記
ベルギー旅行予行演習 その4 ~東御苑~

今日は皇居の東御苑で予行演習です。
レインボーブリッジの予行演習でcoBORGとZeiss distagon 18mmの色がおかしいということで、このレンズに対応するカメラの画質をスタンダードからビビッドに、シャープネスを+1としました。 ビビッドは画質が大きく変わるので、良し悪しです。ペンタックスの時は良かった、微妙な画質変化が設定できるので、<雅>とかに、いつも画質を変化させていました。Sonyも富士フィルムもビビッドでは変化が大きすぎるのでいつもスタンダードです。今回は、トライです。
東御苑は二の丸庭園のツツジとフジを中心に色々な花が咲いて、とってもいい憩いの場になっていました。大手町駅、大手門から入って、北桔橋門から北の丸公園へ、田安門から九段下駅へ。12000歩の旅でした。


Fujifilm X-T1+ coBORG


Fujifilm X-T1+ coBORG


Fujifilm X-T1+ coBORG


Fujifilm X-T1+ coBORG シラン


Fujifilm X-T1+ coBORG


Fujifilm X-T1+ coBORG


Fujifilm X-T1+ coBORG


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited サクラバラ


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited キモッコウバラ


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited コウシンバラ


Sony α7R + Pentax FA77mm F1.8 limited


Sony α7R + Zeiss distagon 18mm F3.5


Sony α7R + Zeiss distagon 18mm F3.5

アンダーにして、ビビッドのイヤミを強調してみました。


Sony α7R + Zeiss distagon 18mm F3.5

こいう、ピリッとした群像がディスタゴン18mmの得意技です。


Sony α7R + Zeiss distagon 18mm F3.5


Pentax 43mm F1.9 limited  シャガ

43mmはあまり試せませんでした。シャガを写真にするのはとても難しい。これまで何度撮っても満足なアイデアにいたりません。
東御苑はすがすがしくていいですね,推薦です。しかし、京都御苑に比べると、エンターテイメントの精神が1/100でしょうか。一般に開放してあげているのだから、有り難く思いなさい、でなくて、もっと世界中の人が楽しくつどうところに出来ないでしょうか。江戸城も一部再建して。江戸城の完全デジタル画像が完成していますから、再建までもうちょっとです。
富士フィルムX-T1+coBORGはいい色を出しています。今回は花撮影ですから問題ありませんが、富士フィルムはデジタルズームがなく、最大300mm止まりで、鳥や昆虫撮影には物足りないでしょう。coBORGはAPS-Cでは周辺の流れが目立つようです。ブログに載せているのはトリミングで周辺をカットしています。




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