goo blog サービス終了のお知らせ 

小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

2014年の紅葉を撮る ~奥日光編 その3 (最終回)~ 

2014-11-03 19:19:31 | 日記
2014年の紅葉を撮る ~奥日光編 その3 (最終回)~ 

戦場ヶ原、赤沼からバスで菖蒲ヶ浜遊覧船乗り場まで。 ここで遊覧船に乗るか、遊歩道路を歩くかの2択となります。両方やる時間はありません。 菖蒲ヶ浜からの湖畔の遊歩道路に賭けてみます。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

どうですか、中禅寺湖遊歩道路は魅力的でしょう。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm

丸山に近いこのあたりは水際を歩ける、ここは冬の雪景色の時もいい撮影ポイントと目をつけていたところ。冬にも再度トライしよう。


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited

濃厚な夕日の中の中禅寺湖を後にして、一路帰ります。

どうですか、超晴天のすがすがしい奥日光と紅葉が落ちてしまったちょっとさびしい奥日光をそのまま表現出来たように思うのですが。


こうやって見ると、Zeiss touit 12mmが魅力的絵を作れるようになった大きな転換にびっくりです。また、TOMYTEC coBORG220mmがみごとに存在感を示しています。BORGシリーズの解像力はLeicaの望遠をしのぐという評判はだてではないのです。誰も信用しないでしょうが、ブランドしか信用しない人はお好きなように。 この2者が強烈な色をだすので、癒し系Pentax FA77mm limitedがおとなしくなってしまいました。なんでも本物より良く撮れるなどと油断していないで、気を入れ替えてPentax FA77mm limitedの良さを表現しなくては。
 さて、Zeiss touit 12mm再生の理由はいかに。
これまで言ってきたように、全ての条件が整った時には、どのレンズ、どのカメラを使っても同じように感動を伝えることが出来ます。問題は条件を外したときです。
1)はずれたまま、そのままの絵となる。2)ガッタリと崩れて見られなくなる。3)はずしても、なんとか見られる絵に持って行く。4)なにやら、不思議な魅力的絵が出来る場合がある。の4種のレスポンスが起きます。現在のレンズやカメラは2)というケースはめったにないでしょう。1)のケースはニコンさん。地味な被写体は意地悪にそのまんま地味に表現します。高級ニコンはいつでもそのまんまを良しとしますが、エントリークラスに近づくと、いい被写体はとっても良く写る傾向が強くなります。すなわち地味と派手の落差が大きくなるのです。富士フィルムは3)のケースです。オーロラを撮ると一番いいのが富士フィルムとプロはいいます。美術館で一番元の絵に近い色をだすのも富士フィルム。これが当方の言う富士フィルム化粧マジック。良く言えばすばらしい、悪くいえば、富士フィルムがいいと思う絵に強制的に引っ張られる。これが当方がイライラする原因であり、といって売っとばしてしまうことが出来ない理由でもあります。4)はまさにZeissのレンズ。少しはずした時の不思議な発色がぐっとくるのです。オールドレンズの多くはなにかしらこのような傾向をもっているのでしょう。
   こう考えると、Zeiss touit 12mmの顛末をきれいに説明できます。12mmという超広角はもともとレンズ設計上の無理があるわけで、条件によってすぐはずした状態になってしまいます。Sony alpha6000やSony alpha7RいずれもAFではこの超広角のはずした状態を修正できないのです。富士フィルムはなんとそれを修正してしまいます(12mmは実際経験していないので、touit 32mmの経験と世の中の評判から言っています)。SonyのカメラとZeiss touitレンズのAFマッチングが悪いのです。ですからMFで調整してやると、Zeiss touitレンズのいいところが出てきます。新設計Zeiss touitレンズはそれなりにオールドレンズから改善をしているのです。逆光に強くなりました、とても軽くなりました、それでもZeiss特有の色と攻撃的性格は維持しています。おまえのAFの使い方がへたなんだというご意見はきっとそうなのでしょう。でも当方に言わせるとなぜスナップ撮影以外でAFの必要があるのか、高度なAF技法を使わねばならないなら、MFでいいじゃないと思ってしまいます。こんなこと言えるのはミラーレスだからです。MFで調整した画面の実体をファインダーでリアルタイムに見ることが出来るからです。一眼レフでこれをやるにはライブビューを使わねばなりません。三脚が必要です。手持ちでライブビューというなら、それはもうミラーレスでいいじゃないですか。ミラーレスだからMFなのです。新しいメカが古い手法を復活させているのです。
ただ、情報写真をとるなら、ズームとAFでいいでしょう。絵作りにAFはいらない。そうなるとZeissがMFで出してきたLoxiaの意味が見えてきます。情報写真をとるならSonyさんにまかせましょう、おれは絵作りをするのだ、AFはいらないとZeissさんは言っているのでしょう。本音はtouitでコリゴリだと言っているのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年の紅葉を撮る ~奥日光編 その2~ 

2014-11-02 13:58:40 | 日記
2014年の紅葉を撮る ~奥日光編 その2~ 

奥日光、戦場ヶ原に入ります。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm <戦場が原への湯川の流れ>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <戦場が原、名残の紅葉>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <戦場ヶ原はススキの世界>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <遠くに見えるカラ松名残の紅葉>


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm  <これこそ戦場ヶ原>


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm  <これこそ戦場ヶ原>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <これこそ戦場ヶ原>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <これこそ戦場ヶ原>


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm <戦場ヶ原に現れた、子供軍団。これほんの一部、このような集団が20組くらい、元気に歩いている。クマもびっくり>

戦場ヶ原あたりのクマ出没情報をネットで調べると、この道の周辺に出没スポットマークがテンテンと一杯ついているのでびっくり。道々にクマに出会った時の対処法とか、ただいまクマパトロール中とかいろいろな表示が出ています。湯滝の売店のお姉さんに聞くと、<クマがこのあたりに住んでいますから、そりゃ出ますよ>という淡々としたご返事。しかたなくクマスズを購入。チリンチリンとやるはめになりました。子供たちが怖がると、先生は<俺が皆を助けるから安心しろ>などと言っていましたが、ほんまかいな? こんな100人以上の子供たちがうろうろしてはクマも退散でしょう。今年は、どの山でもクマが例年に無く出没しているらしい。クマと遭遇する可能性が現実味をおびてきました。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm <これこそ戦場ヶ原>


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm <湯川が綺麗>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <湯川の水草が綺麗>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm <coBORGの真円ボケが綺麗>


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm  

ここから中禅寺湖の湖畔遊歩道路に入ります。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited


続きはまた明日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年の紅葉を撮る ~奥日光編 その1~ 

2014-11-01 13:37:03 | 日記
2014年の紅葉を撮る ~奥日光編 その1~ 
10月30日(木曜日)
明日は晴天、明後日は天気悪し、日光イロハ坂の紅葉が見ごろとテレビで放送していたのにつられて、仕事をほうりだして、エイヤ!と出かけました。いつも日光の紅葉は失敗続き、今度こそ何とかなるのではと思ったのです。もう一つ、なんで日光かというと日光は奥日光、山奥にはいっても日帰りが楽で、運賃が一番安い行楽地(東武鉄道フリー券を使うと)なのです。今回は湯ノ湖→湯滝→戦場ヶ原→中禅寺湖の湖畔遊歩道路(菖蒲ヶ浜→丸山)のコースをとりました。結果は前回同様に時すでに遅し。戦場ヶ原は名残の紅葉もほとんど無し、中禅寺湖畔は名残の紅葉に近し、イロハ坂は通り過ぎただけなのでコメントなし。しかし、超晴天、気持ちのいい旅でした。

  この旅のなかで、幾つかの発見をしました。
1、単焦点レンズZeiss touit 12mm(実質18mm/ APS-C) (→ Sony alpha7R), Pentax FA77mm limited (フルサイズ)(→ Sony alpha7R)、TOMYTEC coBORG220mm (実質330mm/APS-C)(→Sony alpha6000)を3台のカメラに固定して、3台を使い分けるやりかたを、中禅寺湖畔でやってみました。湖畔の遊歩道路は人がほとんどいません、3台のカメラをぶら下げても目立たないので、思いっきりそれができたのです。自然にそれぞれの全く違った個性を生かすように撮影している自分を発見して、この線でいいんだと思ったのです。Zeiss touit 12mmは接近戦のダイナミズムと雰囲気のわしづかみ、Pentax FA77mm limitedはボケを強調した幻想と色の世界、TOMYTEC coBORG220mmはスポットをとらえたアクセントと真円ボケのおもしろさ。
2、Zeiss touit 12mmに関してさんざん文句をいってきました。Zeiss Distagon 18mmとガチンコ対決のあと、ふと気が付いたのです。両者の決定的違いは12mmがAFで、18mmがMFであることだ。ひょっとするとAFがいけないのでは、そこでtouit 12mmの設定を焦点合わせから露出決定まですべてMFにしてみました。すべて自分で調節するのです、結果は圧倒的に良くなりました。その理由は今回のお話の最後に書きましょう。もう一つ大発見、最新のZeiss touit 12mmはまともに太陽に向けてもハレーションを起こす度合いがDistagon 18mmより激減しているということです。Distagon 18mmは太陽にちょっとむけようものなら、ガバっとハレーションをおこす、とんでもなく太陽嫌いのレンズなのです。Zeiss touit 12mmは大幅改善です。最近のZeiss新製品Loxiaも逆光に強いとかいてありました。Zeiss touit 12mmの存在価値を見つけられるかもしれないという期待と、Loxiaに対する期待ががぜん生まれたのです。
3、今日はほんといい天気、天気のいい日は幸せ。


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm  <湯滝の上>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <湯滝の上から戦場ヶ原を見る>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <湯の湖から湯滝への流れ>


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm <湯ノ湖の静けさ>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm <湯の湖に残る名残の紅葉>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <湯滝にそって下る>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm <湯滝の繊細なダイナミズム>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm  <湯滝の繊細なダイナミズム>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <これが湯滝>


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm  <これが湯滝>


Sony alpha7R + Pentax FA77mm limited <湯川の水草>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm <小滝の上流>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm <小滝の上流>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm <小滝の上流>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm <湯川に漂う紅葉>


Sony alpha6000 + TOMYTEC coBORG220mm <湯川に漂う紅葉>


Sony alpha7R + Zeiss touit 12mm <戦場が原への道>

続きはまた明日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする