小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その179 Zeiss レンズはFujifilmとSonyとどちらが相性がいいか-2 &中判カメラはFujifilmGFX100Sとハッセルブラッドとどちらが面白いか?

2021-03-12 16:41:39 | 写真日記
自然教育園日記 その179 Zeiss レンズはFujifilmとSonyとどちらが相性がいいか-2
&中判カメラはFujifilmGFX100Sとハッセルブラッドとどちらが面白いか?

2021-3-4, 3-6

2021-3-4 Fujifilm X-T10 + Zeiss planar 100mm F2 macro


2021-3-4 Fujifilm X-T10+ Zeiss planar 100mm F2 macro アオイスミレ(?)


2021-3-4 Fujifilm X-T10+ Zeiss planar 100mm F2 macro ユキワリイチゲ


2021-3-4 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン
ヤブツバキの花を食べるヒヨドリ


2021-3-4 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL(実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン ツグミ


2021-3-4 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン         ルリビタキ(メス)

ここからSony alpha7RIIIバージョンです。


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro ヤマルリソウ


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro シャガ

なんとシャガが咲き始めました。今年は、ユキワリイチゲ、カタクリ、スミレ、シャガが同時に咲いているという珍しい状態になりました。


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro フッキソウ


2021-3-6  Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macroクサノオウ


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro アマナ


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro ユキワリイチゲ

気温が高くなって、ユキワリイチゲがまだ花を開いていました。ピークを過ぎているのに、結構頑張っていると見えます。


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro ユキワリイチゲ


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro ユキワリイチゲ


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro ユキワリイチゲ

いよいよカタクリの花が何本も咲き始めました。

<その178>に載せた最初に咲き始めた一本のカタクリの花は突然何者かによって切り取られてしまいました。同じ時に一本しかないアガパンサス(名前は違うかもしれない)の花も切り取られてしまいました。花の部分だけがカットされたように見えます。誰か心ない人の仕業か? 鳥が食べたのか? カタクリの花が消えたといって咲いた時と同じように自然教育園中の話題になりました。


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro カタクリ、うしろにユキワリイチゲ

カタクリの花とユキワリイチゲの花が競演することはこれまでにも見てきましたが、これまではユキワリイチゲはヨレヨレの状態でした。今年は少しマシな状態です。


2021-3-6 Sony alpha7RIII + Zeiss planar 100mm F2 macro カタクリ、うしろにユキワリイチゲ


2021-3-6 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョンコブシの花を食べるヒヨドリ

ここのところ、コブシの花や、ヤブツバキの花を食べるヒヨドリやメジロを狙って撮影しようとしています。これ結構難しいのです。ヒヨドリはすぐに逃げるし、メジロは動きが早い。


2021-3-6 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョンコブシの花を食べるヒヨドリ

さて、ハッセルブラッドの話です。2021-3-8に原宿のハッセルブラッド・ショウルームにいったら緊急事態宣言で休業でした。しかたなく、新宿のマップカメラの高級品が集まるB1フロアーで係のお姉さんに色々ききました。Fujifilm GFX100Sについても聞きました。
1,Fujifilm GFX50Sを持っているなら、Fujifilm GFX100Sは買う必要は無い。レンズを買った方がいい。5000万画素から1億画素になると良い部分と悪い部分がある。拡大に強いから1億画素は意味あるが、それ以外には意味ない。その意味でFujifilm GFX100Sはプロが買ってゆく。ハッセルブラッドでも撮れる絵はたいして変わりない。 
最初からガツンとくらわされました。
2, Fujifilmもハッセルブラッドも現代風のカリカリ画風で、それほど変わりない。色調は多少異なるが、プロは画像処理するのが当たり前だから、Fujifilmとハッセルブラッドとは色が違っても、それくらい合わせられる。(これほんとかな??)
3,新しく中判を始める人はFujifilmを、フィルムから中判を扱っている方はハッセルブラッドを買う。それはハッセルブラッドがフィルム時代のVシステムにも対応しているからである。ようするにシステムの違いによって買う対象が違うのであって、撮れる絵が大きく違うのが選択理由ではない。
Fujifilm GFX50S、Fujifilm GFX100S、ハッセルブラッドはプロが仕事上の都合で選択されるのであり、素人さんは引っ込んでいろという感じ。こちとら、Vシステムとは何か知らないのである。なんとも愛想の無いお姉さんである。(当方が最初、男性の係員を選んで話を聞こうとしたので、怒ったのかもしれない。)

Vシステムというのは、調べてみると、ハッセルブラッドのフィルム時代のシステムの名称であることがわかりました。ちなみにハッセルブラッドはVシステム、Hシステム、Xシステムの3種があるらしい。後2者が比較的新しいシステムだが、Hシステムは超高価(これはさすがにプロ用といえるかも)、 Xシステムは現代風。新しいシステムでありながらフィルム時代のVシステムと似た外観で古いVシステムと互換性があるデジタルパックが開発されたので、価格も手ごろで、これが人気ということらしい。要するに最大のメリットは物理的、技術的に過去の資産が使えるということ。


Hシステム


Xシステム


Vシステム

ということで、単に一人の意見に過ぎないと思いつつも、この日は夢破れてスゴスゴと退散。
Fujifilm GFX100Sは品薄でいつ潤沢に商品が手に入るようになるか全くわからないとおっしゃる。(世間では2カ月待ちと言われている)。まあ、のんびりと様子を見ましょう。

一夜明けて、ムラムラとひねくれ者精神が沸き上がりました。プロ写真家ってなんだ。アート写真で食べて行ける人なぞほんの少数で、あとはビジネス用写真を撮っている人でしょ。ビジネス用写真を撮る人とアート写真を撮る人の分類とプロとアマ分類は別物だ。

自分を表現することがアートなのだ。見手に向けて作品を作ることはビジネスなのだ。この機材はプロ写真家用だという表現は無意味だ。アートをやりたければ、どんな機材であろうが、使いたければ使えばいい。アマ用、プロ用などクソクラエ。また振り出しに戻って考えましょう。

プロジェクションマッピングに行き詰まったからといって、こんな、図鑑写真を撮っているから考えが後ろ向きになるのだ。もう一度、最初からやり直し。しょうもない、こんなにフラフラして、これだからいやだよ素人は!

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自然教育園日記 その178 Zeiss レンズはFujifilmとSonyとどちらが相性がいいか?

2021-03-08 19:31:05 | 写真日記
2021-2-28 ちょっと、鳥撮りにあきて、Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macro一本で出かけます。コロナ禍で外出もままならない方にとって気分転換になるかなと思って、ただ淡々と春の風景を載せます。まあ、やはりFuifilm X-T3やSony alpha7RIIIと比べるとFujifilm GFX50S + GF120mm F4 macroは正道を行く迫力があります。

こんな時には結構面白い鳥が現われて、鳥撮りの機材を持ってこなかったことをちょっと後悔するのです。

ということで、2021-3-3の散歩には軽量化した鳥撮り機材miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョンと当方がこれまでに使ってきたマクロレンズの中でベストと思っているZeiss Planar 100mm macro F2(コシナ製)をFujifilm X-T3、1台に交代で付けて撮影してみました。

やはりレンズ付け替えは撮影チャンスを逃してしまいます。2021-3-4はminiBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョンをFujifilm X-T3に、Zeiss Planar 100mm macro F2(コシナ製)を軽いFujifilm X-T10に付けて2台体制で撮影してみました。

軽量Borgシステムは以前実質450mmと書いていたのですが、その後1.1倍になるフラットナーというパーツを組み込んでいたので、495mmが正しく、変更しました。Fujifilm X-T10はX-T3に比べメカ的に省略があるので、旅行カメラにはベストでもマクロ撮影には無理なようです。

<リアルを越える>試みが一向に上手くゆかず、今年は変なことをせずに<自然体>で行こうと思ったのです。<自然体>で最初に浮かんだのがZeiss Planar 100mm macro F2でした。

Zeiss Planar 100mm macro F2に付けるカメラは<その178>にFujifilmX-T3バージョン、<その179>にSony alpha7RIIIバージョンを載せました。あれ! なんだかFujifilm X-T3バージョンの方が魅力的じゃないか!と思い始めたのです。Zeiss touit レンズのときも2年間すったもんだした挙句の果てSony からFujifilmに変更し、そこからカメラ機材全体がSonyからFujifilm へシフトし始めたのです。Zeiss Planar 100mm macro F2でも同じことなのか?? たまたまかな?? またまたFujifilmの絵作りの技に引きずられそう。


2021-2-28 Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macro ヤマルリソウ

ヤマルリソウは1cm以下の小さな花です。マクロでアップすると傷んだ花が多くていつも困ります。


2021-2-28 Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macroヤマルリソウ


2021-2-28 Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macroアガパンサス(違ますね???)
これはちょっと<リアルを越える>バージョンです。

この花は2年くらい前に道端に突然一本だけ咲き始めたのです。どこからか飛んできたのか、持ち込まれたか。今年も咲きました。この花は数日後に悲劇が起こります。


2021-2-28 Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macro

この繊細な羽が中判カメラでどう撮れるかが興味あったのです。


2021-2-28 Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macro ウグイスカグラ

これは1cmにも満たない小さな花です。


2021-2-28 Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macro ヤブツバキ


2021-2-28 Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macro フキノトウ

ここまで、645中判Fujifilm GFX50S + GF120mm F4 macro。さすがに貫禄があります。


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)F4.5-coBorgバージョン カルガモ  

これオモチャBorgの絵ですよ! 胴体はオモチャcoBorgでも、55FLレンズ はフルオライト製ですから、Borgはきまればライカレンズを越すとまで言われているのです。


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン カワセミ


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 ヤマウグイスカグラ


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 フキノトウ


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 ユキワリイチゲ


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 ユキワリイチゲ


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 ユキワリイチゲ


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 カタクリ

一輪だけ咲き始めたカタクリの花。この一輪咲いたことが自然教育園中の話題になっています。ところが数日後にこのカタクリの花に悲劇が起きるのです。


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 ヒメカンスゲ


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 ヤブツバキ


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2 アセビ


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3+miniBorg55FL (実質495mm)、F4.5-coBorgバージョン


2021-3-3 Fujifilm X-T3 + Zeiss planar 100mm macro F2

ここのところ、大変なことを考え始めています。645中判カメラFujifilm GFX50Sを新発売FujifilmGFX100Sに変更(あるいは追加)しようと考えていたのですが、最近突如、ハッセルブラッドを考え始めました。5000万画素を1億画素に変えても実際の絵は大きく変わることはないだろうと予測できるのです。1億画素は多分に<見栄>です。以前は高値の花だった中判カメラ、ハッセルブラッド(スエーデン)が安価な新製品やこれまでの製品の安い中古が出回ってきてFujifilmGFX100Sと同じ価格帯に入って来たのです。これなら、違った絵が撮れるかもしれない??? 画素数は5000万画素で、センサーは43.8mm×32.9mmと同じ面積のスエーデン製のセンサーです。撮れる絵が良くなるか悪くなるかはさっぱりわかりません。ハッセルブラッドは軽い製品があるので、Fujifilm GFX50Sとの2台体制がとれるかも。今度ハッセルブラッドのショウルームに行ってみます。

この調査の結果は意外なものでした。次回に書きます。
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