俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒夕焼

2009-01-09 | 俳句・冬・天文


寒夕焼富士を大きくしたりけり

寒中の夕焼け。「夕焼」は夏の季語で、永い時間見られ、色も濃いが、冬の夕焼けは時間も短く、淡い。夕焼けが始まったかと思うと、あっという間に消えてしまう。それだけに儚い情趣がある。少し遠くまで歩き、帰る頃、夕焼けが見られた。気がつくと、富士山が黒くシルエットとなっている。いつもより大きく見えた。

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歩きたる小江戸の町や寒落暉(かんらつき)


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