俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒の内

2009-01-13 | 俳句・冬・時候


男坂はとう百段や寒の内

(注)とうは石編に登。漢字が出ないのでひらがな表記。石段になった坂道のこと。

寒の入り(小寒)から寒明け(立春)の前日までの約三十日間をいう。小寒から四日目を「寒四郎」、九日目を「寒九」という。殊に大寒(一月二十日頃)は一年のうちで寒さが最も厳しい時期。高尾山薬王院への参道は途中、階段の男坂とゆるやかな上り坂の女坂がある。そこで寒中の階段を上ることにした。階段の両側には先日降った初雪が残っていた。

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ  人気ブログランキングへ




焼団子を商ふ灯なり寒の内


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ  人気ブログランキングへ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする