俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒鴉

2009-01-06 | 俳句・冬・動物


暮れ方のひと舞したり寒鴉

寒さ極まる冬の鴉のこと。朝、市街地のごみ置き場の生ごみをあさったり、畑や海辺で過ごし、日が暮れる頃次々と塒に帰ってくる。寺の森に数百羽の鴉が棲みついている。夕方帰ってきた鴉が何かの音に驚いたのか一斉に飛び立って鳴いていた。寝る前の運動のようなものだろうかとも思った。

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寒鴉からすの声に振り向きぬ



夕空を暫く翔(かけ)り寒鴉


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