俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒鴉

2012-01-18 | 俳句・冬・動物


寒鴉夕日の中を翔けゆけり

冬の鴉のこと。寒さ極まる頃、鴉は餌を求めて人家に近づく。ごみ置き場などをあさったり、枯木や電線に止まって大きな声で鳴く。寒鴉が夕日の中を声を立てずに翔けて行った。その姿は大きく黒く、一種の神々しささえあった。

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声もなく頭上を翔けぬ寒鴉


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