俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

牡丹

2014-05-06 | 俳句・夏・植物




ぼうたんに貌近づけて溺れけり



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ボタン科の落葉低木。

中国西北部原産。







日本へは平安時代に渡来したとされている。







江戸時代には庶民の間で流行し、三百を超える品種があったとい

う。

現在栽培されているのは四、五十種。







晩春から初夏にかけて、新しく伸びた枝の先に大輪の花を開く。

花は重弁で、色は野生種は白または淡紅色。栽培種では黄、紅、

紫などがある。







大輪の牡丹が咲いていた。

美しさのあまり、貌を近づけてよく見ていると、牡丹の世界に入って

しまったような感じになった。






群れ咲きて曼荼羅なせる牡丹かな



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コメント
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