俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

十六夜

2014-09-09 | 俳句・秋・天文




十六夜の妻の帰りを待つてをり



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陰暦八月十六日の夜をいうが、多くはその夜の月をいう。

前夜の名月よりもやや遅れて出るので、ためらうという意味の「いさ

よふ」からきている。







よく晴れて十六夜の月がよく見えていたが、そのうち雲が広がり、北

から南へと流れていた。

雲の流れは速く、月が出たり隠れたりしていた。

その月を眺めながら、妻の帰りを待った。






十六夜の雲の流れの速かりき



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