彼岸

彼岸寺へのタクシーを待ちにけり



　



春分の日を中日とする前後三日の七日間をいう。

春の彼岸は俳句では単に「彼岸」といい、秋の彼岸は「秋

彼岸」という。

寺では彼岸会が修され、人は先祖の墓参りを行う。







彼岸の中日とあって、駅前のタクシー乗り場では家族連れ

の人たちが並んでいた。

暫く待って彼岸寺へのタクシーに乗った。






木々の上（へ）に雲の出できし彼岸かな