俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

名月

2017-10-04 | 俳句・秋・天文




雲の間の名月に手を合せけり



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陰暦八月十五日の月。

一年中でこの月が最も澄んで美しいとされる。

今年の望月は、六日の午前三時四十分。







十五夜に芋や月見団子を供えるのは、農耕儀礼の名残で

ある。







雲が多く、無月かと思われたが、たまに空いた雲の間に

名月が青白い光を放つと、月に向かって手を合せていた。






十五夜の音絶えて戸を繰りにけり



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コメント
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