俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

穭(ひつじ)

2017-10-27 | 俳句・秋・植物




穭穂のすつくと濃かり風もなく



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稲を刈ったあとの切り株から、みどりの芽が再び萌え出た

ものをいう。







それが田一面に広がったものが「穭田」である。







晩秋の田の面を青く彩るが、結実はしない。







穭の穂が青々としてすっくと伸びていたが、風がなく揺れて

はいなかった。






穭田の映す夕空ありにけり



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