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八重野梅
白梅や残心とふを銘として
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バラ科の落葉小高木。
中国原産。
日本には八世紀頃渡来したとされる。
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白加賀
白梅も種類が多く、一重や八重など様々である。
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鶯宿(おうしゅく)
鶯宿には逸話が残されている。
宮殿の立派な梅が枯れてしまったことを嘆いた村上天皇は、
家臣に代わりの梅を探させ、勅命によりある屋敷に咲いて
いた見事な梅を献上させた。
献上されたとき、その梅には持ち主の女性がしたためた歌
が結ばれていた。
勅なれば いともかしこし 鶯の
宿はと問はば いかが答へむ
歌を書いたのは紀内侍(紀貫之の娘)で、感心された天皇は、
梅を女性に返し、以後、この梅は鶯宿梅と呼ばれるようにな
ったという。
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月宮殿
武道における心構えに残心というものがある。
一つの動作が終わってもなお緊張を解かないことで、例えば
弓道で矢を射たあとその到達点を見極める心の構えなどで
ある。
白梅を見たとき、凜と咲く姿に「残心」を心構えとしていること
を思った。
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野梅
杖つきて翁の通る野梅かな
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