俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

空蝉

2018-07-25 | 俳句・夏・動物




樹に縋る空蝉に日の回りきぬ



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



蝉の脱け殻のこと。







地下に数年間棲息していた蝉の幼虫は、やがて成長して蛹

となる。







夏、地上に這い出してきて背を割り皮を脱ぎ、夜の間に成虫

となる。







樹にしがみついたままの脱け殻や地表に落ちたものなどが

よく見られる。







樹に爪を立ててすがっている空蝉に、日が回ってきた。






空蝉や樹を登るかに休むかに



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする