蓮池に点となりたる日傘かな
夏の強い日差しを避けるための傘をいう。
江戸時代には紙を張ったひからかさが流行した。
明治時代になって西洋式のパラソルが伝わった。
絵日傘は小型で、絵や模様のある美しい傘をいう。
最近は、紫外線をカットするUV加工を施したものや、晴雨兼用のパラソルが主流となっている。
広い蓮池で日傘が点となって見えた。
(蓮池も夏の季語だが、掲句の場合は日傘に重点がある。)
さつさつと日傘の人の歩きけり