日当たれば冬草青し川堤
冬になっても枯れずに青さの残っている草の総称。
俳句では枯れた草は「枯草」「名の草枯る」など別の季語として扱い、「冬草」「冬の草」の場合は、周りの枯色のなかに残るけなげな青さに興趣を感じ取る方向にある。
「冬青草」という呼び方があるのも、同じ趣旨による。
川堤の斜面に冬草が見られた。
日が当たっているところは青々としていた。
冬草を踏んで先師を偲びけり