俳句の風景

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寒灯

2021-01-24 | 俳句・冬・人事




寒灯や瀬音のほかは音のなく




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寒さの厳しい冬の灯火をいう。







明るく灯ってもなお寒そうに見える冬の灯火である。







必ずしも寒中の灯火のことだけを指すわけではない。







明るい灯火をさえ寒々とした感覚で捉えるのが

「寒灯」の本意といえる。







暗くなり、家々に寒灯がつき始めていた。

辺りは、家の前の瀬音がしているばかりであった。






健やかとあり寒灯に読む手紙




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