俳句の風景

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稲架(はざ)

2017-10-26 | 俳句・秋・人事




井田(せいでん)の稲架に夕日の当りをり



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刈り取った稲を掛け渡して乾燥させるための木組みをいう。







田や畦に杭を立て、そこへ竹などを横に渡し、稲を下向きに

かけ連ねる。







普通は一段の稲架が多いが、北陸などの穀倉地帯では段数

の多いものもある。







岡山県の後楽園には、中国の周時代の「井田制度」の縮小

判がある。

田圃が正方形に九等分されている。

その一角に稲架があり、折しも夕日が当たっていた。






人去りて稲架に夕影迫りけり



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