俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

菊人形

2018-11-02 | 俳句・秋・人事




菊人形噴煙の山背(そびら)にし




にほんブログ村





菊の花や葉を衣装に擬して作った人形のこと。

物語や歌舞伎の当たり狂言、世相、風俗などを写し出して、

見世物として興行する。







明治末期までは東京千駄木の団子坂が有名だったが、後に

両国国技館で大規模に催された。

現在は、各地の公園や寺社の境内、遊園地などで行われて

いる。







湯島天神の菊人形は、NHKの大河ドラマをテーマにして、

西郷隆盛、糸、大久保利通の三体が置かれていた。

その背後には桜島が細い噴煙を上げていた。






菊人形眼差しのやや虚ろにて




にほんブログ村




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菊花展 | トップ | 敗荷 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俳句・秋・人事」カテゴリの最新記事