千本鳥居
参道に異国語あまた秋の風
伏見稲荷大社
秋に吹く風のことをいう。
本殿
秋の訪れを告げる「秋の初風」から、晩秋の蕭条とした風まで、秋の風にはしみじみとした趣がある。
千本鳥居
京都の伏見稲荷大社を訪れた。
千本鳥居を一度潜ってみたかったからである。
千本鳥居は、奥社から奥社奉拝所までの約400mほどの間に立ち並んでいる鳥居のことをいうそうである。
その先に道はまだ続き、稲荷山の頂上にかけて一周できるようになっており、その道にも鳥居は設置されている。
山全体では一万本ほどあるといわれている。
今回、何も知らずに登ったが、山頂までの往復、一時間四十五分ほどかかった。
参道には日本人より外国人の方がずっと多く、様々な言語が飛び交っていた。
登りがきつい所もあったが、時折吹く爽やかな秋の風に救われた。
秋風や喘ぎ登りし山頂に