俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

2022-12-06 | 俳句・冬・植物

 

 

橙や境内を掃く僧のゐて

 

 

 

 

 

 

ミカン科の常緑小高木。

インドのアッサム地方原産。

日本へは中国より渡来した。

 

 

 

 

 

 

果実はボール状で、晩秋から冬にかけて赤橙色に色づく。

熟した果実をもがずに残すと、翌年の夏にはまた緑色になるので「回青橙」とも呼ばれる。

また、和名で代々というのは、一つの株に数年代の果実が付き「代々栄える」の意味で、子孫繁栄の縁起物として正月の飾りにする。

 

 

 

 

 

 

果実は苦く生食には適さないが、マーマレードやぽん酢に用いられる。

 

 

 

 

 

 

寺に橙が生っていた。

その境内では僧侶が落葉を掃いていた。

 

 

 

 

 

橙の捥がれずにあり夕日中

 

 

 


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