俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

青麦

2024-03-10 | 俳句・春・植物

 

 

青麦に日のちらちらとして眠し

 

 

 

 

 

 

春、穂の出る前の葉や茎が青々としている麦のことをいう。

 

 

 

 

 

 

麦はイネ科の一、二年草。

初冬に蒔かれ、発芽し、寒さに耐えて冬を越した麦は、暖かさの中で勢いよく若葉を成長させる。

 

 

 

 

 

 

そして、畑全体をみずみずしい鮮やかな緑で覆い尽くす。

 

 

 

 

 

 

畑の青麦が日にちらちらとしていた。

そののどかな風景を見て、何となく眠くなった。

 

 

 

 

 

学童の通ふ道なり麦青む

 

 

 


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