俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

青芝

2023-07-16 | 俳句・夏・植物

 

 

青芝をジョギングコース囲みけり

 

 

 

 

 

 

夏になって一面に青々としてきた芝をいう。

 

 

 

 

 

 

庭園、ゴルフ場、公園などの手入れの行き届いた芝は、緑一色の絨毯を敷いたような美しさがある。

 

 

 

 

 

 

青芝の上を犬を連れて散歩したり、バドミントンを楽しんだり、寝転んだりして楽しむ。

 

 

 

 

 

 

公園にジョギングコースがある。

コースは青芝の広場を囲むように走っていた。

 

 

 

 

 

青芝のベンチにけふは誰もゐず

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向日葵

2023-07-15 | 俳句・夏・植物

 

 

向日葵の夕日を浴びて濃かりけり

 

 

 

 

 

 

キク科の一年草。

北アメリカ原産。

 

 

 

 

 

 

六月下旬~七月頃、茎頂または枝頭に黄色い大きな頭状花を横向きにつける。

 

 

 

 

 

 

周辺は鮮横色の舌状花で、中央には褐色または黄色の管状花が密集する。

太陽に向かって向きを変えるといわれるが、実際は蕾が花開くときだけ、太陽の方向を向く。

 

 

 

 

 

 

向日葵が夕日を浴びていた。

そのため、花の色が濃くなっていた。

 

 

 

 

 

向日葵や彼の地の戦いつ果てむ

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青無花果

2023-07-14 | 俳句・夏・植物

 

 

青無花果下校児童ら声上げて

 

 

 

 

 

 

クワ科の落葉小高木。

小アジア原産。

 

 

 

 

 

 

果実の成熟は年二回で、夏果、秋果がある。

夏果は前年についた幼果が越冬して夏熟するもので、その熟する前の新枝に生っている青い卵形の実が青無花果である。

秋果は秋熟するもの。

 

 

 

 

 

 

「無花果」という字は、花が花托の中に隠れて見えないまま実になるところから当てられた。

 

 

 

 

 

 

ある家に青無花果が生っていた。

その下を下校の子供たちが大きな声を上げて通って行った。

 

 

 

 

 

菜園の青無花果を数へけり

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鬼百合

2023-07-13 | 俳句・夏・植物

 

 

鬼百合や滑らかに川流れゐて

 

 

 

 

 

 

ユリ科の多年草。

北海道を除く日本各地の野原や田の畦などに自生し、また観賞用や食用に栽培される。

 

 

 

 

 

 

七月頃、茎頂付近に、赤黄色で内側に黒紫色の斑点のある花を数個から二〇個内外下向きにつける。

 

 

 

 

 

 

葉腋に黒紫色の珠芽(むかご)ができ、地面に落ちてふえる。

鱗茎(百合根)は食用になる。

 

 

 

 

 

 

川縁に鬼百合が咲いていた。

その川は滑らかに流れていた。

 

 

 

 

 

鬼百合の明るくしたり散策路

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の川

2023-07-12 | 俳句・夏・地理

 

 

音を聞くことを楽しみ夏の川

 

 

 

 

 

 

暑い夏に流れる涼し気な川をいう。

 

 

 

 

 

 

夏の川はさまざまな表情をみせる。

 

 

 

 

 

 

盛夏になって水量が減り河原が広くなった川、山峡を涼しく流れる川、子供たちが水浴びをしている川と、趣はさまざま。

 

 

 

 

 

 

夏の川の瀬音は涼し気である。

その音を聞くために川にきて楽しんだ。

 

 

 

 

 

夏川を眺めつつ水飲みにけり

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする