毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「若きママたち、『誰の子も殺させない』」2015年7月14日(火)No.1403

2015-07-14 15:10:36 | 反戦平和

 「安保関連法案に反対するママの会」について、

田中龍作ジャーナルの昨日の記事を全面転載させていただきます。

我が娘も参加したらいいんじゃないかしら。ママ友と一緒に。 

 田中龍作ジャーナルhttp://tanakaryusaku.jp/2015/07/00011553

 

殺し、殺されるために、この子を産んだのではない

発起人の西郷南海子さん。時おり声を詰まらせながら「ママの会」の設立趣旨を語った。=13日、参院会館 写真:筆者=

 「子供を戦争に取られたくない」―

母親たちが「安保関連法案に反対するママの会」を結成し、

きょう、記者会見を開いた。

ママの会は京都市在住で3児の母、西郷南海子さん(27歳)が

「戦争法案の廃案を求める」インターネット署名を呼びかけたのが

きっかけだった。

今月5日に立ち上げたFacebookなどで呼びかけたところ、

今日正午までに2,267人の署名が寄せられた。

サイトには「殺し、殺されるために、この子を産んだのではない」

というメッセージがあふれている、という。

「誰の子供も殺させない。これがママたちを結びつける一致点、

どうしても ゆずる ことのできない思いです」。

発起人の西郷さんは「ママの会」設立の意味を語った。

西郷さんの娘(4歳)は毎晩、電気を消した後、

「戦争にならないよね」と聞いてくる。

西郷さんは「戦争には行かせないからね」と答えるのだそうだ。


「戦争反対」、母親たちがついに立ち上がった。

女を敵に回した政権は洋の東西を問わず長続きしない。

=13日、参院会館 写真:筆者=

 NGO職員の池田亮子さん(36歳)は、経済的徴兵制を危惧する。

「子供を守るために、この法案を止めることが大事」「命がけで産んだ我が子を戦争に取られてたまるか」。懸命な口調で池田さんは話した。

 

安倍首相に一番言いたいことは何か?

記者会見した母親たちに一言ずつ述べてもらった―

「安倍首相、ウソをつかないで下さい」

「安倍首相、あなたの言っていることが分かりません」

「安倍首相、子供を戦争に行かせないで下さい」

「安倍首相、命を大切にして下さい」

「安倍首相、違憲です。立憲主義を守って下さい」

西郷さんは

「いま盛り上がるだけでなく(廃案になるまで運動を)ずっと続けていく」

と意気込みを語った。

安倍政権を追い詰めていく母の執念が ひしひし と伝わった。

ママの会は26日、渋谷で「戦争立法」に反対する集会とデモを行う。

   ◇     ◇

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    ◇
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「戦争反対の声が聞こえてきた!」2015年7月14日(火)No.1402

2015-07-14 11:18:37 | 反戦平和

ここにきて、「戦争法案反対」「アベ政治を許さない」「安倍はやめろ」の声が

身近から聞こえてくるようになりました。

あのNHK世論調査ですら、

ついに、とうとう、ようやく安倍政権不支持が支持を上回ったと

発表しました。

日本に住む庶民、学生、学者、老若男女が声に出して「戦争法案反対!」を

叫び続けてきましたが、それを無視し続けてきた多くのメディアが

一斉に報道し始めたのです。

こういうのを「潮目が変わる」というのですね。

 

NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150713/k10010149381000.html

安倍内閣 「支持する」41%「支持しない」43%

7月13日 19時00分
安倍内閣 「支持する」41%「支持しない」43%
 
k10010149381_201507131939_201507131941.mp4
NHKの世論調査によりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は先月より7ポイント下がって41%で、「支持しない」と答えた人は9ポイント上がって43%でした。第2次安倍内閣の発足以降、初めて「支持しない」という回答が「支持する」を上回りました。
 
NHKは、今月10日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは1538人で、67%にあたる1024人から回答を得ました。

それによりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は先月より7ポイント下がって41%でした。一方、「支持しない」と答えた人は9ポイント上がって43%でした。

平成24年12月に第2次安倍内閣が発足して以降、初めて「支持しない」と答えた人が「支持する」と答えた人を上回りました。
―――――――――――――――
 
私たちは力を持っています。
一人ひとりが主体的に立ち上がり、一歩を踏み出し、声をあげて、
安倍政権を退陣に追い込みましょう。
安倍晋三の祖父岸信介が、1960年に30万人の人々の国会包囲によって
退陣に追い込まれました。
今は、日本全国どこからでも瞬時に反対の声が中枢に届けられる時代です。
自分の街の中心に集まって、
30万分の1、いや、100万分の1のアクションを起こしましょう。
 
関西では、京都、神戸、大阪をはじめ、
大小の町々で連日抗議活動が行われています。
SEALDs‐KANSAI(学生たちによる自由と民主主義のための緊急行動‐関西)、
SADL(民主主義と命のための小さい斧)など、
10代から40代ほどの若者層も
全力でがんばっています。
決して「年寄左翼」だけの叫びではありません。
ただ打算も何もなく、純粋に命を次につなぐために
大切だと判断した、一人ひとりが、行動しているのです。

今日大阪では、午後7時からSADL
(SMALL AXE FOR DEMOCRACY & LIFE)
主催で、京阪とJR京橋前の広場で訴える活動があります。
私も参加しようと思います。
 
《付録》 
与党は、な、なんと、
「15日に採決しても、3連休をはさめば空気が和らぐ可能性がある」
と、国民の反対の意思を舐めきっています。
世論の80%が説明不足と感じているときに、
「丁寧にご説明して、国民の理解は深まっています」(安倍)
「論議は出尽くしたと理解しています」(谷垣)
という政権は、国民の意見など全くどうでもいいことが分かります。
彼らにとって国民とは、
ただただ彼らを支持し、敬い、黙々と従うべき存在なのでしょう。
まだ、この政権を支持している人たちって、
一体……?
 
 
 
 
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