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Brugge Style
ビズラ君
近所のラブラドール君、ひとりで留守番の夜はうちの暖炉の前で居眠りするまでになった。
気はやさしくて力持ち、甘えん坊でお利口で、かわいいの。
ラブラドール君...
実は彼の正体はラブラドールではなく、ビズラ君(ハンガリアン・ポインター)だったんですよ。由緒正しきハンガリー貴族(笑)。
どうりで飼い主さんが、
「ハンガリーから連れてくるのが難しかった」
と言っていたわけですな(で、ハンガリーからわざわざ?なんで?と思いつつも深く考えるのを拒否したワタシ)。
近所の別のマダムが「ラブラドールの子ども」と紹介してくれたのをそのまま信じてたのだ。あははは。
飼い主さんに「ビズラだよ」と聞いた時のショックは、ムーミンはカバではなく妖精だと聞いた時のショックと同等だった。カバとして親しんでいたムーミンをわたしの感情から今すぐに追い出せというのか?ラブラドールとしてのこの愛すべき子犬を?
思い込みを書き換えなければならないことに対して、自分が動揺していることがよく分かった(笑)。フランシス・ベーコンもびっくりですね...
まあ、このビズラ君にとっては、人間がする犬の「カタログ化」などどうでもいいことで、わたしが彼をラブラドールと思おうが、ビズラと思おうが、かわいがってくれさえすればいいと...ムーミンもそう言うかな。カバか、妖精かは関係ないじゃないって。...あの岸田今日子の声で。
「
ビズラ君です。どうそよろしく。笑。
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