日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
雪こんこん
昨日、日曜日。
午後から突然降っても降ってもまだ降り止まぬ状態に。
娘は「神様ありがとう!」と大喜び。スキースーツ着用で雪だるまを作り、
犬もうれしそうに庭駆け回った。
猫(ワタシ)はコタツがないのでヒーター前で丸くなってお茶を飲んだ。
ベルギーの冬は雪が多そうというイメージがあるかもしれないが、ブルージュでこれくらい降るのは年に一回。か、二回。多くて三回。
ブラッセルの方がよく降る。
ブルージュはブラッセルよりも比較的夏涼しく冬暖かいのだ。
今朝はすでに溶けて消えていた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
和菓子の絵本
毎年11月、わたしと娘の誕生日に合わせて、贈り物と大量の救済物資を送ってくれる友人がいる。
大変有り難いことである。
今回も入手困難な石垣島のラー油や七味、穴子や上等ののりやお茶...さらにたくさんのものが段ボールの中から次々と出て来、大きい小さなつづらのようであった。
日本のものってすばらしい。
娘が頂いたプレゼントの中で、特にわたしが熱狂したのがこの「和菓子のほん」。
絵本に特徴的なアレゴリーが、「和菓子」というこの本の素材の中にすでに完璧に詰まっている、文化のマトリューシュカ。
日本人の、日本人をとりまく世界や季節の切り取り方と縮小の方法と表現の仕方を全世界に自慢したい。翻訳されたらいいのに。
手始めに、娘が学校で「見せてお話」をする時に使うそうである。
わたしも張り切って(冬だから)椿をかたどった練りきりくらい作らなきゃならんだろうか(金塚晴子さんの「電子レンジとフードプロセッサーで和菓子ができる」を見ていたらなんでも作れそうなのだ)。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
役に立つお稽古
娘と同じバレエ教室に通うお友達のお母様が「バレエのお稽古は止めさせようと思っている」と話しかけてきた。
「ダンスの才能があるとは思えないし、バレエでは食べて行けないでしょう?もっと将来役に立つものを習わせたいの。例えばテニスだったらプロになれなくても社交には役立つでしょ?」
そう、テニスなら役に立つかもね、と大人の返事をした。
おそらくこれが彼女が聞きたかった他人からのコメントだ。
親が、子の将来が安泰であれと願うのは当然のことである。それは切ないほど理解できる。
それで思うのだが、役に立つか立たないかを判断のモノサシにする、これは世界共通の最近主流の考え方なのだろうか?あるいは最近ではなく、お稽古にはつねにこういう考え方がつきまとってきたのだろうか?
将来役に立つ、立たない。
お金になる、ならない。
わたしは「何かをお稽古する」というのは技術を学ぶ以前に、先生との関係や学び方の方法や、そのお稽古を通して世界とのかかわり合いを学ぶものだと思う。
だから「とにかくいろいろ習わせて何に適性があるか見る」というやり方も、わたしはしない。
娘は、先日、彼女の祖父とのやり取りの中で、
祖父「どうして人間は生きるのかな?」
娘「さあ、神様にしか分からないから(人間は生きるの)でしょうよ」と言ったらしい。
おお、子どもの直観というのはすごいな。
わたしにとってお稽古はこの「なぜ生きるか」のカテゴリーに入る。
もし、もし、娘が「どうしてバレエを習うの?」と聞いてきたら「さあ。それが分からないから習うんでしょうよ。」と言うだろう。
価値を数値化できること以外の「役にたたない」ことからこそ、生きていてよかったとか、人間ってすばらしい、などという喜びを学べるのではないだろうか。
...潤沢なお金がありさえすれば、生きててよかった、人間ってすばらしい、と思える、と考える人もいるかもしれないが(笑)。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
冬...
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ジャネーの法則
来年の旅行をブッキングしていたら2009年のカレンダーが欲しくなり、今年のと同じものを買って来た。
ドイツ製のためドイツカレンダーなのが難だが、グレーのグラデーションで好み。
「2009」
ああ、この間21世紀の夜明けを迎えたばっかりなのに...
だらだら寝たり、だらだら食べたり、だらだら読んだり、だらだら娘をしかりつけているうちに2008年も終わろうとしている。
毎日が、毎月が、飛ぶように過ぎる。
ジャネーの法則じゃね~(<ああっ!とうとう言ってしまったオヤジギャグにも満たない最低ギャグ。関西人としてはこれを書くのは勇気がいったよ・笑)。
こんな頭のレベルやねんもん、ガワだけ老成していくはずだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ | 次ページ » |