以前、このブログで製作過程をご紹介した、自作の低温度差スターリングエンジン”かりおか号”は、初めての製作にも関わらず、いきなり動いてビックリさせました・・・私を(・∀・)
しかし・・・
それで私が満足したとお思いでしょうか?(・o・)ヾ(・。・)ダレニイッテルノサ?
答えは”否(NO)!”です(`0´)ヾ(^^;ダカラダレニ・・・
かりおか号は、次の点が不満足でした。
- ディスプレーサーのシリンダーに、ハンズで偶然見つけた円筒形のアクリルトレーを使っていた。
→これが無かったら作れなかったのでしょうか? - 「大人の科学」の付録のものより大きく、しかも性能が半分にも満たない。
→この場合の性能とは、マグカップのお湯の熱で動かしたエンジンが、お湯が冷めて動かなくなるまでに、どれくらい長い間動いたかということです。 - 全体的に工作が大雑把。
というのも、かりおか号は”とりあえず動けばよい”という”試作品”だったのです。←今、明かされる事実!
あれから2週間の時が流れ・・・完成しました!「かりおか2号」ですっ(`_´)/
今回はいきなり完成品を披露です。
- ディスプレーサーのシリンダーは手作り。型破りの八角形をしています。
→これは、円筒が作れなかったからですけどね( _ _ )゛ - 約90mm(縦)×90mm(横)×140mm(高さ)というコンパクト設計。
- 回転部に3mmφの軸を採用、また、軸受けにはベアリングを使用。
- タミヤのプーリーセットを回転部とディスプレーサーの軸受けに利用し安定性を確保。
- 回転部、ディスプレーサーシリンダ部は組み立て式となっており、部品の取替えや調整が可能。
ちゃんと動きました(^^)
ビデオを用意しましたので、良かったらダウンロードして見てやってください。 これまでの作品を比較したところです。
左:「大人の科学」の付録
中:かりおか号
右:かりおか2号
・・・しかし、かりおか2号は、10分程度で止まってしまい、残念ながら性能はいまひとつでした(-"-;)
最初、フライホイールを直径100mm、厚さ2mmのアクリル円盤にしたのですが、思いのほか負荷が大きくて動きませんでした。
80mmφ厚さ1mmのアルミ円盤に取替え、パワーピストン側のネジ位置も変更したりして、
やっと軽快に動くようになったのです。
ベアリングまで導入しましたが、3mmφの軸にしたのは失敗だったのでしょうか。
きっと全体的なバランスが重要なんですね~。
更なる高性能エンジンの実現に向けて探求は・・・つづく?(o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ