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かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

自作の低温度差スターリングエンジン”かりおか2号”

2006年03月18日 | 製作

 

23kansei1_2 以前、このブログで製作過程をご紹介した、自作の低温度差スターリングエンジン”かりおか号”は、初めての製作にも関わらず、いきなり動いてビックリさせました・・・私を(・∀・)

しかし・・・

それで私が満足したとお思いでしょうか?(・o・)ヾ(・。・)ダレニイッテルノサ?

答えは”否(NO)!”です(`0´)ヾ(^^;ダカラダレニ・・・

かりおか号は、次の点が不満足でした。

  • ディスプレーサーのシリンダーに、ハンズで偶然見つけた円筒形のアクリルトレーを使っていた。
     →これが無かったら作れなかったのでしょうか?
  • 「大人の科学」の付録のものより大きく、しかも性能が半分にも満たない。
     →この場合の性能とは、マグカップのお湯の熱で動かしたエンジンが、お湯が冷めて動かなくなるまでに、どれくらい長い間動いたかということです。
  • 全体的に工作が大雑把。

というのも、かりおか号は”とりあえず動けばよい”という”試作品”だったのです。←今、明かされる事実!

あれから2週間の時が流れ・・・完成しました!「かりおか2号」ですっ(`_´)/
今回はいきなり完成品を披露です。

Kansei1_1 Cylinder2 Kaiten6

  • ディスプレーサーのシリンダーは手作り。型破りの八角形をしています。
     →これは、円筒が作れなかったからですけどね( _ _ )゛
  • 約90mm(縦)×90mm(横)×140mm(高さ)というコンパクト設計
  • 回転部に3mmφの軸を採用、また、軸受けにはベアリングを使用
  • タミヤのプーリーセットを回転部とディスプレーサーの軸受けに利用し安定性を確保
  • 回転部、ディスプレーサーシリンダ部は組み立て式となっており、部品の取替えや調整が可能

ちゃんと動きました(^^)
ビデオを用意しましたので、良かったらダウンロードして見てやってください。


Hikaku1 これまでの作品を比較したところです。
左:「大人の科学」の付録
中:かりおか号
右:かりおか2号

・・・しかし、かりおか2号は、10分程度で止まってしまい、残念ながら性能はいまひとつでした(-"-;)

 

 

最初、フライホイールを直径100mm、厚さ2mmのアクリル円盤にしたのですが、思いのほか負荷が大きくて動きませんでした。
80mmφ厚さ1mmのアルミ円盤に取替え、パワーピストン側のネジ位置も変更したりして、
やっと軽快に動くようになったのです。
ベアリングまで導入しましたが、3mmφの軸にしたのは失敗だったのでしょうか。
きっと全体的なバランスが重要なんですね~。

更なる高性能エンジンの実現に向けて探求は・・・つづく?(o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ

コメント (3)
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