この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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以前、”電源を入れたとき、切ったときに、一瞬リレーがON-OFFする回路”というのを検討し、いくつか実験したことがありました(・_・)b(・_・ )ウンウン
電源を入れたとき、切ったときに、一瞬リレーがON-OFFする回路の実験
電源を入れたとき、切ったときに、一瞬リレーがON-OFFする回路の実験 -その2-
電源を入れたとき、切ったときに、一瞬リレーがON-OFFする回路の実験 -その3-
電源を入れたとき、切ったとき、一瞬リレーがON-OFFする回路の実験 -その4-
そもそもは、電源ONから電源OFFまでの時間を計測するために、リレーの接点を使って市販のストップウォッチのスタート/ストップボタンを操作させようと考えたのが始まりだったのです(-"_-)ゞ
電源を切ったときにも、別の電源が不要で、リレーが一瞬動作するという点がポイントだったわけですが、用途によってはスイッチじゃなくて、単に何らかの信号が得られれば良いということもありそうなので、実験してみることにしました。
(1)電源を切ったら一瞬信号が出る回路
電源を入れると、Tr1はOFF状態。C1が充電されます。
電源を切ると、C1の放電電流がTr1をONするため、一瞬Voutに電圧がでます。
スイッチにチャタリングがあると、スイッチONのときにもVoutに電圧が出てしまう感じになるので、用途によっては注意が必要かと思います。
(2)電源を入れたとき、切ったときに、一瞬信号が出る回路。その1
Voutが別々でよい場合は、単にコンデンサC2を加えるだけで良さそうです。
(接続先によっては、C2の放電ルートの考慮が必要かも)
(3)電源を入れたとき、切ったときに、一瞬信号が出る回路。その2
Voutを1か所にする方法として、こんなのを考えてみました。
うまくいきましたので見てやってください。
実験回路では、一瞬の出力がわかるようにLEDを光らせる回路を追加しています。また、動画撮影でLEDをしっかり光らせようと、コンデンサの容量を大きくしていますが、肉眼では2つとも0.1μFで十分視認できました。
今回の回路では、リレーを動かすわけではないので、大変小さな消費電流で利用できるのがポイントです。実験回路では、電源ON状態のとき、実測で11μA程度でした(-∀-)b
電源のON-OFFに合わせて別の装置に合図を送りたいなんてときに、簡易に利用できるかも(*'ー')ノ
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