アウディA3 スポーツバック 40 e-tronに試乗しました!
アウディA3は1.4L直4ガソリンターボエンジンにモーターを組み合わせたPHVモデルです。ゴルフGTEの技術を多用したこのモデル、果たしてどんな乗り味なのでしょうか?早速試乗インプレです!
●居住性★★★★
内装はもはや1世代前のデザインですが、落ち着いていて質感も高く上質ですね。
静粛性もかなり高く、風切音もロードノイズもほとんど聞こえてきません。ちょっと18インチタイヤの影響か、空洞共鳴音(ホワーーーンという感じの音)が気になります。
乗り心地は、タイヤサイズの割には快適でフラットライドが楽しめます。段差のショックの角は丸められており、コンフォートは特にその傾向が強いです。ダイナミックでは多少固めになりますが、不快ではありません。
居住空間はこのサイズとしては広く快適で、特に後席は足元も広めです。バッテリーは後部座席の下に収納されているので、居住空間を圧迫していません。
●動力性能★★★
まずはコンフォートモードで加速。停止からの加速は、モーターが気持ち良くスピードを乗せてくれますね。すごくパワフルというかんじではなく、必要十分というかんじです。中間加速もそっと必要な力を添えてくれるかんじ。
ダイナミックモードでは、素のA3より力強いですね。特にレスポンスが鋭くなり、ノートのe-powerのようにアクセル操作だけで結構加減速ができるようになります。エンジン+モーターの加速は200馬力相当なので、結構スポーティーです。
バッテリー容量が大きく、50kmくらいまでEV走行ができるのはすごいですね。
●ハンドリング★★★
しっかりしたリニアな感触ですね。高速コーナーも安定しています。気持ちスポーティなかんじですね。掌に伝わる感触は、FRのB MWの方が優れています。
●総合評価★★★
アウディらしくバランスのとれた車でした。不満点は少なく、このサイズの中では走りも内装も高級車といっていいと思います。EVのみで最大50km走れるのもいいですね。最高速も120km/hまで出るそうです。200V電源なら3時間で充電できるのも強みです。
では、500万円出すか?と言われると、ちょっと二の足を踏みますね。。それなら他のモデルを・・となりがちだと思います。同じPHEVならBMWの330eの方が上質さも走りの楽しさは上ですし、アウトランダーPHEVの方が室内は広く快適だと思います。
では、動画をどうぞ!
SPEC
全長:4311mm
全幅:1786mm
全高:1426mm
動力:1.4L 直4ガソリンターボ+モーター
出力:204馬力、350Nm
車重:1630kg