2019年3月23日、明石城の二の丸と東の丸の中間付近の石垣下に松平直明公遺愛
お茶の水(井戸跡)が説明板と石碑と共に残されていましたので写真を撮りました。
上の写真は石碑
「松平若狭守直明公茶の水遺跡」と書かれています。
昭和12年(1937)3月に建立
肝心の井戸跡がこの写真の左手に写っています。
上の写真は現地説明委板
松平直明公(まつだいらなおあきらこう)遺愛(いあい)お茶の水
一、八代城主、直明公在城中(一六八二〜一七〇一)日常この水を使用して
お茶を点(た)てられた。
一、明石城内でもっともよい水の出る井戸として昔から親しまれてきた。
県立明石公園管理事務所
明石市教育委員会
上の写真は井戸跡付近から明石城本丸の巽櫓(手前)と坤櫓(奥)を撮りました
上の写真は1月12日(土)18:30からのテレビ大阪の番組「おとな旅あるき旅
兵庫・明石へ!冬に食べたい瀬戸内の幸と明石名物を堪能」よりの引用で主要部名称と
「松平直明公遺愛お茶の水」の位置を記載したものです。
上の写真は坤櫓の1階の明石城の模型に主要部名称と「松平直明公遺愛お茶の水」
の位置を記載したものです。
明石城歴代藩主
初代藩主は小笠原忠真(藩主期間1617-1633)石高は10万石。
1632年11月-1633年4月は幕府直轄地となり本多忠義、政勝が治める
2代目城主は松平庸直(1633-1634) 7万石
参考Blog(二代目明石城主松平庸直の五輪塔 in 明石天文台 on 2010-7-15)
3代目城主は松平光重(1634-1639)
4代目城主は大久保 忠職(1639-1649)
5代目城主は松平山城守忠国(1649-1659)
6代目城主は松平日向守信之(1659-1679) 6.5万石
7代目城主は本多政利(1679-1682) 6万石
8代目城主は松平直明(1682-1701)
明石藩主8代目松平直明公から15代松平斎宣公までの歴代の
城主とその夫人、子供など約60基の御廟所となっている松厳山長寿院を
紹介した小生のBlog(明石長寿院)へのリンク
9代目城主は松平直常(1701-1743)
10代目城主は松平直純(1743-1764)
11代目城主は松平直秦(1764-1784)
12代目城主は松平直之(1784-1786)
13代目城主は松平直周(1786-1816)
14代目城主は松平斉昭(1816-1840)
15代目城主は松平斉宣(1840-1844)8万石
16代目城主は松平慶憲(1844-1869)
17代目城主は松平直致(1869-1869)
明治2年(1869)6月に明石藩知事に任命される
明石城関連ブログ:
2019年明石城築城400周年 オープニング式典 on 2019-3-23
柿本神社のロウバイと梅 on 2019-1-27
柿本神社と明石城と直接関係がないように思われますが柿本神社は小笠原忠真が
明石城を築城する際に現在の場所に移転しています。(元は明石城本丸付近にあった)
月照寺も同様に移転しています。
上の写真は柿本神社と月照寺の移転に関する図
出典:歴史と神戸 332号 平成31年(2019)2月1日号
濱田昭生 武蔵も関わった明石城と城下町築造の秘話
明石神社訪問記 on 2019-1-27 と明石藩の最後の城主松平直致
廃藩置県後の明石城と2つの櫓を守った石巻清忠
ちょこっと関西 歴史たび 明石城
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明石城築城400周年のリーフレットを作成されています。
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