CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

明治10年(1877)の神戸と京都間の時刻表と運賃

2011年06月26日 15時41分05秒 | Weblog
明治10年(1877)7月31日現在の鉄道の時刻表と運賃がThe Hiogo Newsの
The Hiogo Shipping List というコラムに掲載されていましたので紹介します。

上り AM (PMと午後の便の時刻表は省略)

 神戸   6:40  8:25  9:55  11:25
 三宮   6:46  8:31  10:01  11:31
 住吉   7:02  8:47  10:17  11:47
 西ノ宮  7:19  9:04  10:34  12:04
 神崎   7:35  9:20  10:50  12:20
 大阪   7:47  9:33  11:08  12:33

 大阪   6:40  7:50  9:40  10:50  12:40 
 吹田   6:58       9:58       12:58
 茨木   7:15      10:15       13:15
 高槻   7:32  8:35  10:32  11:35  13:32
 山崎   7:50 - 10:50   -    13:50
 向日町  8:08      11:08       14:08
 京都   8:23  9:15  11:23  12:15  14:23

 神戸と大阪の間を最速1時間7分で結んでいたことになります。
 また大阪と京都間は1時間25分

次に運賃について記載します。(単位は多分 円またはドル?)
 神戸発    1等  2等  3等
  三宮    0.06  0.04  0.02
  住吉    0.30  0.18  0.09
  西ノ宮   0.50  0.30  0.15   
  神埼    0.80  0.48  0.24
  大阪    1.00  0.60  0.30
  吹田    1.25  0.75  0.38
  茨木    1.50  0.90  0.45
  高槻    1.70  1.02  0.51
  山崎    1.90  1.14  0.57
  向日町   2.15  1.29  0.65
  京都    2.35  1.40  0.70
  

関連としてWikipediaより京都と神戸間の鉄道の開通までの経緯について
記します。

明治7年(1874)の5月11日には 大阪駅 - 神戸駅間(20M27C56L≒32.74km)
が旅客線として開業(三ノ宮駅 - 神戸駅間複線)。
大阪駅・西ノ宮駅(現在の西宮駅)・三ノ宮駅・神戸駅が開業。

明治7年(1874) 6月1日に神崎駅(現在の尼崎駅)と住吉駅が開業。

明治7年 (1874)12月1日 大阪駅 - 神戸駅間で貨物営業を開始。

明治8年(1875)5月1日 支線(安治川支線)大阪駅 - 安治川駅間
              (1M60C≒2.82km)が開業。安治川駅が開業。

明治9年(1876)7月26日 向日町駅 - 大阪駅間(22M56C57L≒36.54km)が
            旅客線として延伸開業。向日町駅・高槻駅が開業。

明治9年(1876) 8月9日 山崎駅・茨木駅・吹田駅が開業。

明治9年(1876)9月5日 向日町駅 - 大宮通仮停車場間(3M47C≒5.77km)が
        延伸開業。大宮通仮停車場(現在の京都貨物駅付近)が開業。

明治10年(1877)2月6日 京都駅 - 大宮通仮停車場間(40C11L≒0.81km)
      が延伸開業。大宮通仮停車場が廃止、京都駅が開業。
      前日の2月5日には、神戸駅 - 京都駅間全通を記念して
      明治天皇を迎えて京都駅で鉄道開通式を実施。
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高松塚古墳訪問記 on 2011-5-16

2011年06月01日 16時51分43秒 | Weblog
2011年5月16日(月)に高松塚古墳壁画修理作業室の一般公開がある
とういうこと出掛けてきました。


上の写真が修理作業室の外観です。内部は撮影禁止で残念ながら
写真はありません。

今回のハイライトは高松塚古墳壁画の玄武とキトラ古墳の玄武が
並んで置かれており実物をガラス越しに見ることが出来ました。

玄武とは北の守り神で四神(しじん)の一つです。
四神は東西南北の四方の守り神のことを意味します。
他の守り神は、東の青龍、西の白虎、南の朱雀です。

上記の見学の後、高松塚壁画館で多数の画家による壁画の模写の展示
を見てきました。上の写真は高松塚壁画館の建物外観です。


上の2枚の写真は2011-5-16現在の高松塚古墳の姿です。

上の写真は高松塚古墳の説明書きに添付されていた女子群像です。

Wikipediaによる高松塚古墳の解説を部分引用させていただきます。
「高松塚古墳(たかまつづかこふん)は、奈良県高市郡明日香村
(国営飛鳥歴史公園内)に存在する古墳。
藤原京期(694年~710年)に築造された終末期古墳で、
直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mの二段式の円墳である。
1972年に極彩色の壁画が発見されたことで一躍注目されるようになった。
2009年に本来の形状に復元され、一般に公開されている。」


当日キトラ古墳も見て来ましたのでそちらも参照ください。

関連サイトへのリンク

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