CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

京都大学 山中伸弥教授のiPS細胞に関する2特許が成立(登録査定)

2009年11月29日 06時10分37秒 | Weblog
11月25日に京都大学 山中伸弥教授のiPS細胞に関する2特許が成立
(登録査定)の発表があった。
朝日新聞の報道では11月26日朝刊1面で紹介されていた。
25日の朝日新聞の電子版の報道にリンクさせていただきます。
特許に関する部分を抜粋させていただくと下記のとおり。
iPS細胞作りの特許について、京都大は05年に国内出願した後、06年12月に国際出願した。
その後、国内特許を早く成立させるため、国際特許出願の一部を分割して、
特許庁に出願していた。その一つが昨年9月、4遺伝子を使った作製法として成立していた。

京大のiPS特許は、昨年9月に発表したがん遺伝子を使う作製法と合わせ3件となった。
今回登録となった特許の内容は
 1)iPS細胞を3つの遺伝子から作る方法
 2)iPS細胞から心筋などの体細胞を作る方法

京大によると、今回はがん遺伝子を除いた3遺伝子を操作してiPS細胞をつくる手法などを
特許庁に申請。培養過程にも工夫が凝らされ、体細胞に分化させる際の技術も含めて
今月4日付で特許が認められた。

iPS細胞の研究について小生のBlogでもまとめています。
その1(解説)

その2(特許の1部) 特開2009-165481

その3 研究の経過

iPS細胞の最大危険要因は細胞のガン化を克服すること
さらに実用化に向けて研究開発と特許の権利獲得が如何に進展するか
USAの研究者に先取りされそうな状況もあるが日本の研究者の意地も
大したものである。
研究の進展を期待します。
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塩野義製薬が10月下旬に厚生労働省に抗インフル薬ペラミベルの承認申請

2009年11月22日 07時25分02秒 | Weblog
塩野義製薬が10月下旬に厚生労働省に抗インフル薬ペラミベルの承認申請
開発コード番号 S-021812
上記の記事が2009-11-5付けの朝日新聞に掲載されていました。

インフルエンザについて解説のサイトへのリンク

抗インフルエンザ薬と言えばスイスロシュ社のタミフル(Tamiflu)化学名:オセルタミビルリン酸塩
とグラクソ・スミスクライン社から販売のリレンザ化学名:5-acetamido-4-guanidino-6-(1,2,3-trihydroxypropyl)-5,6-dihydro-4H-pyran-2-carboxylic acid
がありますが塩野義製薬のペラミベルそ承認申請が承認されると国産初の製造供給と
なります。

ペラミベルは塩野義製薬がUSAのバイオクリスト社(BioCryst)から日本での開発権を取得し、
開発を進めていたもので15分程度の点滴で投与される。
飲み薬のタミフルと吸入薬のリレンザと較べ重症患者や高齢者にやさしいのが特徴
のようです。

ペラミベルの承認申請が一番早かったようですが第一三共や富山化学でも抗インフル薬の
開発を進めています。
その経過は下記のとおり。
(http://www.catalogmall.net/cat214/seizoumaker.phpより引用)
「第一三共は、抗インフルエンザウイルス薬「CS-8958」の第Ⅲ相臨床試験を行いました。
CS-8958は、リレンザと同じく専用の器具を使って薬を吸い込む吸入薬です。
また、ペラミビル同様1回の投与で治療が可能ということです。
富山化学工業は、抗インフルエンザウイルス薬「T-705」の臨床第Ⅱ相試験を開始しました。
動物実験段階では、ほかの抗インフルエンザウイルス薬より、高い治療効果を示しているようです。
各社とも年内の承認申請を目指しています。早ければ、2010年に発売になる予定です。」

インフルエンザの治療に関して篠原内科・外科・耳鼻咽喉科のHPがやさしく解説されています。

ペラミベルの承認がおりれば来年春には50万~100万人分製造準備をできるように
準備を進めていると塩野義製薬の手代木功社長は語っておられます。
塩野義製薬が記者発表した内容へのリンク

バイオクリスト・ファマシューティカルズ インクの特許から推察すると
物質はノイラミニダーゼ阻害剤として有用な置換シクロペンタン及びシクロペンテン化合物か?
副作用が少なく効果のある治療薬の開発を望むものである。

関連特許は下記のとおり。
項番 公開番号/登録番号    発明の名称
1. 特許公開2009-073859 置換シクロペンタン誘導体の調製方法及びその新規結晶構造
2. 特許公開2008-163035 ノイラミニダーゼ阻害剤として有用な置換シクロペンタン及びシクロペンテン化合物
3. 特許公表2008-508287 5’-メチルチオアデノシンホスホリラーゼ及び5’メチルチオアデノシン/S-アデノシルホモシステインヌクレオシダーゼの阻害剤
4. 特許公表2005-519983 ヌクレオシド、その調製、及び、RNAウイルスポリメラーゼの阻害剤としてのその使用
5. 特許公表2004-523481 セリンプロテアーゼ阻害剤としてのビアリール化合物
6. 特許公表2003-530306 置換シクロペンタン及びシクロペンテン化合物及びその中間体の調製
7. 特許公表2001-527058 ノイラミニダーゼ阻害剤として有用な置換シクロペンタン及びシクロペンテン化合物
8. 特許公表2001-521483 9-デアザグアニン誘導体の製造方法
9. 特許公表2000-505088 ノイラミニダーゼ阻害剤として有用なシクロペンタン置換化合物

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リチウムイオン電池の発火を防ぐ新技術、台湾で発明

2009年11月13日 08時21分54秒 | Weblog
リチウムイオン電池の発火を防ぐ新技術、台湾で発明の標題の記事
目に留まりましたのでリンクさせていただきます。

ノートPCや携帯電話に搭載されているリチウムイオン電池の発火や破裂を防ぐための新技術で
台湾の研究機関である工業技術研究院(ITRI)が開発した。

Stobaと呼ばれる技術でStobaは電池のプラス極とマイナス極の間に置かれ、
電池の温度がセ氏130度まで達すると多孔質物質が保護膜に変わり、
反応を遮断するという。

従来からリチウムイオン電池( Li-ion batteries )は内部短絡(ショート)を起こすと電池内部の
温度が一気に摂氏500度近くに達し、発火したり破裂したりする可能性がある。

Stobaに関するNews1

Stobaに関するNews2

リチウムイオン電池の基礎

リチウムイオン電池は2008年には31億個生産されており1個100円とすれば
市場規模は3100億円となります。
2007年に較べ2008年は10%増加している成長性のあるマーケットである。

日本メーカーでは、三洋電機、三洋GSソフトエナジー、ソニー、パナソニック エナジー社、
日立マクセル、NECトーキンなどが主なメーカーとして知られている。
一方、韓国(サムスンSDI、LG化学)、中国 (BYD)、台湾などで生産量が増えてきている。

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あなたは、どう思ってる? 20代女子に聞く「『お見合い結婚』についての意識」ランキング

2009年11月07日 06時56分16秒 | Weblog
Excite エキサイト : コラムニュース

あなたは、どう思ってる? 20代女子に聞く「『お見合い結婚』についての意識」ランキング
標題の記事にTBさせていただきます。


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仁丹が、インフルエンザなど感染症に対する経口ワクチンの改良基礎特許を共同出願

2009年11月07日 06時49分01秒 | Weblog
仁丹が、インフルエンザなど感染症に対する経口ワクチンの改良基礎特許を
共同出願(神戸大学医学部感染症センターの白川利朗准教授と共同)

上記の記事が載っていましたので、記事にリンクさせていただきます。

インフルエンザの勢いが止まらない状況ですが、安価なワクチンが提供され
インフルエンザの沈静化に向かう為の一助として、早期に実用化されることを
望むものです。

仁丹の2000年以降の公開特許を以下に記す。
上記の話題の特許の内容はまだ出願したばっかりなので通常1.5年後
でないと判りません。
経口ということでシームレスカプセルの技術も応用するもの推定される。
項番 公開番号/登録番号    発明の名称
1. 特許公開2009-159858 シームレスカプセル化種子
2. 特許公開2009-102324 乳酸菌含有血中アンモニア低減剤
3. 特許公開2009-102323 乳酸菌含有血中ホモシステイン低減剤
4. 特許公開2009-051748 シームレスカプセルの製造方法
5. 特許公開2008-024696 口臭除去用多重ソフトカプセル
6. 特許公開2008-024695 シームレスカプセル
7. 特許公開2008-011765 シームレスカプセルの製造装置および製造方法
8. 特許公開2007-302608 貼付剤
9. 特許公開2007-290998 発芽ハトムギ発酵処理物
10. 特許公開2007-197392 更年期障害改善剤
11. 特許公開2007-176858 脂肪代謝促進剤または抗糖尿病剤
12. 特許公開2007-145756 胃内浮遊滞留シームレスカプセルとその製造方法
13. 特許公開2006-282513 植物根寄生植物の防除方法
14. 特許公開2006-129715 糖衣カプセルおよびその製造方法
15. 特許公開2006-061086 脂肪代謝改善効果を有する被験試料のスクリーニング方法
16. 特許公開2006-036788 脂肪代謝改善組成物
17. 特許公開2006-016312 脂肪代謝改善組成物
18. 特許公開2005-213229 抗腫瘍剤
19. 特許公開2005-154390 肝保護剤
20. 特許公開2005-052040 耐熱性カプセルおよびその製造方法
21. 特許公開2004-323420 新規なα-グルコシダーゼ阻害活性を有する物質
                      およびこれを含有する食品
22. 特許公開2004-321077 ラッカーゼ封入カプセルを含有するガム
23. 特許公開2004-277296 乳酸菌含有腸溶性製剤
24. 特許公開2004-113023 パイプ
25. 特許公開2004-002254 植物抽出エキスを含有する腸溶性の脂肪吸収抑制剤
                       およびそれを含有する食品
26. 特許公開2003-325638 シームレスカプセル
27. 特許公開2003-137815 多孔性錠剤およびその製造方法
28. 特許公開2003-079317 グミ菓子の製造方法およびグミ菓子
29. 特許公開2003-026586 TNF-α産生抑制剤
30. 特許公開2002-360665 崩壊性が改良されたソフトカプセル
31. 特許公開2002-332239 抗糖尿病剤
32. 特許公開2002-267655 ニシキギ科サラキア属の植物および/または
                     それからの抽出物の品質判定方法
33. 特許公開2002-255793 粒状製剤
34. 特許公開2002-234834 一酸化窒素産生抑制剤
35. 特許公開2002-047146 発毛剤
36. 特許公開2002-029934 発毛剤
37. 特許公開2002-020302 抗酸化作用を有する肝保護剤
38. 特許公開2001-342446 接着剤組成物
39. 特許公開2001-247470 肝保護剤
40. 特許公開2001-245660 生きた細胞または組織を包含するカプセル
41. 特許公開2001-245543 人工種子
42. 特許公開2001-238611 水溶性物質を内容物とする糖衣シームレスカプセル
43. 特許公開2001-086956 食物繊維を含有する顆粒、およびその製造方法
44. 特許公開2000-344675 アルコール障害予防剤およびそれを含有する食品
45. 特許公開2000-159679 う蝕予防剤
46. 特許公開2000-086525 カプセル配合打錠剤
47. 特許公開2000-053576 ハーブ植物を有効成分とする閉経後骨粗鬆症の予防又は治療剤
48. 特許公開2000-007558 長期保存安定性に優れたカプセル製剤
49. 特許公開2000-001435 アルドース還元酵素阻害活性剤
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