NHKの朝ドラ「エール」は23週を迎え、来週はいよいよ最終章を迎えます。
今週のエールを振り返るとともに来週のエールの展開を予測したいと思います。
参照サイト:https://www4.nhk.or.jp/P6371/
今週と記載していますが正確には先週です。11/23に記事を書いていますので・・・
今週(23週)のエール「恋のメロディ」
第111話(11/16(月)放送)では
池田(北村有起哉)と裕一(窪田正孝)の二人はラジオドラマ「君の名は」の制作を始める。
社会派ドラマを目指していたはずが、すれ違う男女のドラマになっていく。
昭和27年4月。伝説的ラジオドラマとして語り継がれることになる池田(北村有起哉)の
作品「君の名は」の放送がはじまる。何度もすれ違う真知子と春樹に、日本中が熱狂する
ことになるこの作品。当初、池田の想定は全くそうではなく、三家族を並行して描く
画期的な社会派ドラマをめざしていたのだった。状況に対応してギリギリに仕上がる
池田の台本に裕一(窪田正孝)が曲をつけたこのドラマは大人気となる。
バナナマンの日村勇紀さんは音響担当で出演(上の写真)
上の写真は「君の名は」のラジオ収録場面
第112話(11/17(火)放送)では華(古川琴音)が東京の病院で働き始めて3年。
看護の仕事にやりがいを感じて、仕事に頑張る華だったが、音(二階堂ふみ)はそろそろ
結婚のことも考えた方がいいのではと、24歳になった娘の事を心配する。
当時、女性の結婚年齢の平均は23歳であった。一方、40代の裕一(窪田正孝)は、
元の机でラジオドラマの音楽をつくり、別の机では歌謡曲を書き、もう1つの机で
映画の主題歌や劇伴を書きさらに校歌・社歌と人生で最も多忙な時期を送っていた。
上の写真は古山家の自宅での作曲の様子。
実際の古関祐而は昭和22年(1947)7月からNHK連続ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」が
昭和25年(1950)12月まで放送(菊田一夫とのコンビ)に続き昭和27年(1952)からは
NHK連続ラジオドラマ「君の名は」が始まり昭和29年(1954)4月まで続く。
昭和24年(1949)長崎の鐘 作詞:サトウハチロウ 歌:藤山一郎
昭和25年(1950)イヨマンテの夜 作詞:菊田一夫 歌:伊藤久男、コロンビア合唱団
昭和28年(1963)君の名は 作詞:菊田一夫 歌:織井茂子
ひめゆりの塔 作詞:西条八十 歌:伊藤久男
上の写真はNHKラジオドラマでの裕一(窪田正孝)と池田(北村有起哉)のコンビ
上の写真は佐藤久志(山崎育三郎)が歌唱する「イヨマンテの夜」
上の2枚の写真はロカビリー歌手のアキラ(宮沢氷魚)が舞台で怪我をし入院してきて
看護士の華(古川琴音)に出会う場面。
113話(11/18(水)放送)では数々のラジオドラマをヒットさせた池田(北村有起哉)は
その腕を見込まれて、大きなエンターテイメント会社にヘッドハンティングされる。
池田から一緒にやろうと誘われて、裕一(窪田正孝)は池田の次の作品、喜劇の大物
(エノケン、ロッパなど)が総出演のミュージカルの曲を手掛けることになる。
一方、華(古川琴音)は、将来を心配して音(二階堂ふみ)が持ってくるお見合いの話を
断っていたが、ある日職場の先輩が結婚すると知って、してみようかなと言い出す。
華(古川琴音)は軽い女になると宣言。アキラ(宮沢氷魚)から重い女と呼ばれ反発。
また、付き合っていた華の恋人からも別れを告げられたこともこの行動にかられる
因となった。
華の恋人の就職祝いにネクタイをプレゼントし、野球の夢を諦めないように話をするが
受け入れられず別れ話となる1年半前の場面(上の写真)
池田は重役として迎え入れられミュージカルに裕一と共に取り込む打ち合わせ場面
(上の写真)
上の写真は親友から結婚の話を聞く華
上の写真は池田との仕事で嬉しさを表現する裕一とそれを見守る音
114話(11/19(木)放送)では職場の先輩が結婚するという話を聞いてから、自分を
変えたいと思い、恋人探しをはじめた華(古川琴音)だったが、出会う男性はピンと
こない人ばかり。アメリカの大学で医療の勉強をしてきた外科医に、リハビリテーションの話を
聞いた華は、自分の仕事にしたいと思い、院長にリハビリに挑戦させてほしいと願い出る。
そして、ロカビリー歌手のアキラ(宮沢氷魚)のリハビリを引き受けることになる。
115話(11/20(金)放送)では御手洗ティーチャー(古川雄大)がタロット占いで、
運命の人にもう出会っていると予言をしていた通り、アキラ(宮沢氷魚)のリハビリを
手伝ったことをきっかけに、華(古川琴音)とアキラは急接近。
普通の人でも厳しい目で見そうなのに、同業者の上にロカビリー歌手のアキラを
裕一(窪田正孝)が認めるかどうか、音(二階堂ふみ)は気をもむ。そんな折、
裕一が病気で倒れて華の病院に入院することになる。
上の写真は医師から裕一が胃潰瘍であることを聞く音と華
リハビリを終えたアキラと華の様子から目をそらすための音のアクション(上の写真)
裕一とアキラは隣のベッドとなっています。(上の写真)
アキラが骨折した原因を裕一に説明する場面 アキラはロカビリー歌手ではなく、
とび職であると嘘をついて説明する場面(上の写真)
上の写真はアキラが退院する場面
最終週(24週)のエール
116話(11/23(月)放送)ではアキラ(宮沢氷魚)が華(古川琴音)と結婚の許しを得ようと古山家にやってくる。
憮然とする裕一(窪田正孝)と心配する音(二階堂ふみ)。
裕一と音は、アキラのロカビリー歌手という不安定な職業や、これまでの派手な生活から結婚に反対する。
アキラは華を思って作ったという曲を熱唱。
すると裕一と音は、アキラの娘への真剣な愛を感じるとともに、自分たちの結婚のときのことを思い出し…。
上の2枚の写真はアキラが結婚を前提とした華との交際の許しを得るために
裕一・音夫婦に願い出ている場面
上の写真はアキラが華のために作った曲「ムーライトセレナーデ」を歌唱するアキラ
曲を歌い終わったあとにアキラは鼻血を出し、治療のため華とともに別の部屋へ退場
上の写真はアキラと華が退場している間に、裕一と音が自分たちの結婚の時の
様子を回想している場面
しばらくして、退室していたアキラと華が帰ってきて裕一が話し出すところで終了
(上の写真)
117話(11/24(火)放送予定)ではついに華(古川琴音)とアキラ(宮沢氷魚)の結婚を許した裕一(窪田正孝)。
二人の結婚式は仲間たちが勢ぞろいし、にぎやかに行われる。音(二階堂ふみ)が見守る中、
新婦の父としてあいさつに立った裕一は…。
それから数年後、1964年に東京でオリンピックを開催されることが決定し、
開会式のオープニング曲の作曲を誰に依頼するかが検討され、裕一の名前も候補に挙がるが…。
118話(11/25(水)放送予定)では東京オリンピックの開会式を飾るオープニング曲を依頼された裕一(窪田正孝)。
開幕が迫る中、音(二階堂ふみ)はなかなか曲を書こうとしない裕一に気をもむ。
ある日、音から相談を受けた木枯(野田洋次郎)が古山家にやってくる。
その場にいた鉄男(中村蒼)だけでなく、久志(山崎育三郎)、藤丸(井上希美)も集まり、
みんなで歌い騒いで盛り上がる。そして、ついに裕一は曲を書き始める。
119話(11/26(木)放送予定)では東京オリンピックが終わり、裕一(窪田正孝)の元に、小山田耕三(志村けん)が亡くなる直前に裕一に宛てて書いたという手紙が、届けられる。その手紙に書かれていた小山田の最後のメッセージとは…。 それから時が流れ、裕一は病に伏す音(二階堂ふみ)の療養ため、東京を離れて静かな生活を送っていた。 ある日、作曲家を目指しているという広松寛治(松本大輝)という青年が裕一を訪ねてくる。
志村けんさんが出演した時の様子をブログで書いていますのでリンクしておきます。
志村けんさんがNHK朝ドラ「エール」で10回目の出演 on 2020-10-1
10回分のブログ記事にリンクしています。
120話(11/27(金)放送予定)ではNHKホールから、人気キャラクター総出演で古関裕而さんの名曲の数々をお送りします!
[出演者]
【出演】窪田正孝,二階堂ふみ,薬師丸ひろ子,中村蒼,山崎育三郎,松井玲奈,佐久本宝,古川雄大,森山直太朗, 堀内敬子,吉原光夫,井上希美,小南満佑子,石田星空,山口太幹,近江大牙,三浦透馬,清水香帆ほか
11月30日(月)からは「おちょやん」がスタートします。
主役がバトンタッチする動画が載っているNHKのサイトへリンクしました。
「エール」から「おちょやん」へバトンタッチ