2011年3月11日14時26分の地震から2週間が経ちました。
東北・関東地方太平洋沖地震(東北・関東大震災又は東日本大震災)
における関係の方にお見舞い申し上げます。
2011年3月21日(月)NHK教育テレビ 22時50分から23時に放映された
標題(原発震災:想定外は予想外)の番組を視聴しました。
解説は科学ジャーナリストで元NHK解説員の小出五郎氏である。
フリップでマサチューセッツ工科大学のノーマン C ラスムッセン教授の
原子炉の安全に関し、1975年に発表されたラスムッセン報告の話が
あった。フリップは下の写真。
原子炉の安全性について報告で25種類の気象条件、人的条件13種類の
パラメーターを用いて原子炉の安全性について論じまとめた報告で
2年がかりでまとめたものだそうです。
フリップでのまとめのように100基の原子炉の危険性(USAの原子炉の数を想定)は
隕石で被害を受ける確立と同程度で、従来の社会生活に新しく危険を付加させる
ものではない。
この報告が出たあと様々な批判にさらされた、例えば故障の起きる確立の根拠が
不明確、想定が楽観的、根拠を信頼できないなどである。
現実に1979年にスリーマイル原発事故、1986年にテェルノブイリ原発事故が
起きている。
Rasmussen(ラスムッセン)報告を紹介したWebサイト(下記)にリンクさせて
いただきます。
ラスムッセン報告1 Reactor Safety Study(WASH-1400)
ラスムッセン報告2 WASH-1400
上述のMIT教授 Norman C Rasmussen氏の Wikipediaによる紹介
Norman C Rasmussen
ラスムッセン教授は2003年75歳で亡くなられていますがMITのサイトに
訃報のお知らせがありましたのでリンクさせていただきます。
番組では東海大地震の想定地域内に立地する中部電力の浜岡原子力発電所の
話も取り上げられていました。浜岡原子力発電所の写真は下記。
今回の東電 福島第1原発は1,000年に1度の地震&津波で片付けられない。
専門家は想定外を連発しExcuseするが、予想外の連発には違和感を覚える
というのが小出五郎氏の見解であった。
番組の冒頭では原子力発電の安全のための3つ機能に関しフリップ説明があった。
また、伝わる情報と伝わらない情報についても話があった。
今回の東電 福島第1原発周辺住民の避難勧告について住民の避難訓練も
過去においてほとんど行われていなかったことにも批判された。
番組とは関係ないがAll About Meltdowns
原子力発電所における炉心溶融について英文だが上手くまとめられている
サイトがありましたのでリンクさせていただきます。
原子力発電所における炉心溶融
これも番組とは関係ありませんが、2011年3月17日の調査でアメリカ国民の
40%が原子力推進賛成38%が反対。23%が未決定というWeb記事が
目についたので紹介(リンク)します。
Link1
Link2
最後になりますが、視点論点(NHK教育テレビ版)の説明はWikipediaでは
下記のように書かれています。
1994年4月からも『視点-』は継続され、引き続き解説委員室が制作に携わる。
この原点は1980年代に教育テレビで放送されていた15分番組『テレビコラム』で、
各界の著名人・文化人が毎日日替わりで出演し、現代社会の諸問題、世界情勢
などに鋭いメスを入れた解説で定評があった。これを活かした番組としてリニューアル、
教育テレビに移行し再放送を総合テレビで放送する形となって今日に至る。
視聴者の中には左派・リベラル派の知識人の出演が多く、「偏向しているではないか」
という意見がある。総合テレビではなく教育テレビで、しかも民放各局の視聴率が
高いプライムタイムで放送し、あくまでもNHKの見解ではなく発言者の意見とする点で、
朝日新聞もこの手法を使うことでよく批判されている、という指摘である[誰?]。
しかし、実際には保守派とされている赤川学や村田晃嗣、志方俊之、森本敏、
藤原正彦などが出演している。
ちなみに、NHKの見解としてのニュース解説は、1時間後に総合テレビで
『時論・公論』として放送されている。
本編が出演者の語りのみで構成する事が多いが、図表や映像も使用し、
後述するような、テレビの特徴を活かすさまざまな表現方法に対応している。
また、数回にわたり、違う論者が同じテーマで論じるシリーズ展開が行われる。
この場合は、論題と別に「シリーズ○○」(○○にはテーマ名が入る)という
サブタイトルがつく。
2007年度にオープニング・エンディング・テーマ音楽を一新。
それまでの青ベースから、白黒映像に変わった。また、それまで本編中に
紹介されていたトークテーマについては、オープニングで論者とともに
紹介する形式となった。
また、2010年度にもオープニング・エンディング・テーマ音楽を一新。
また、これまでエンドカード明けに出していた次回の出演者の表示が、
『視点・論点 終』の表示と同時に出るようになった。
スリーマイル事故に関して、私の母校である寝高の後輩のBlogにリンク
させていただきます。
東北・関東地方太平洋沖地震(東北・関東大震災又は東日本大震災)
における関係の方にお見舞い申し上げます。
2011年3月21日(月)NHK教育テレビ 22時50分から23時に放映された
標題(原発震災:想定外は予想外)の番組を視聴しました。
解説は科学ジャーナリストで元NHK解説員の小出五郎氏である。
フリップでマサチューセッツ工科大学のノーマン C ラスムッセン教授の
原子炉の安全に関し、1975年に発表されたラスムッセン報告の話が
あった。フリップは下の写真。
原子炉の安全性について報告で25種類の気象条件、人的条件13種類の
パラメーターを用いて原子炉の安全性について論じまとめた報告で
2年がかりでまとめたものだそうです。
フリップでのまとめのように100基の原子炉の危険性(USAの原子炉の数を想定)は
隕石で被害を受ける確立と同程度で、従来の社会生活に新しく危険を付加させる
ものではない。
この報告が出たあと様々な批判にさらされた、例えば故障の起きる確立の根拠が
不明確、想定が楽観的、根拠を信頼できないなどである。
現実に1979年にスリーマイル原発事故、1986年にテェルノブイリ原発事故が
起きている。
Rasmussen(ラスムッセン)報告を紹介したWebサイト(下記)にリンクさせて
いただきます。
ラスムッセン報告1 Reactor Safety Study(WASH-1400)
ラスムッセン報告2 WASH-1400
上述のMIT教授 Norman C Rasmussen氏の Wikipediaによる紹介
Norman C Rasmussen
ラスムッセン教授は2003年75歳で亡くなられていますがMITのサイトに
訃報のお知らせがありましたのでリンクさせていただきます。
番組では東海大地震の想定地域内に立地する中部電力の浜岡原子力発電所の
話も取り上げられていました。浜岡原子力発電所の写真は下記。
今回の東電 福島第1原発は1,000年に1度の地震&津波で片付けられない。
専門家は想定外を連発しExcuseするが、予想外の連発には違和感を覚える
というのが小出五郎氏の見解であった。
番組の冒頭では原子力発電の安全のための3つ機能に関しフリップ説明があった。
また、伝わる情報と伝わらない情報についても話があった。
今回の東電 福島第1原発周辺住民の避難勧告について住民の避難訓練も
過去においてほとんど行われていなかったことにも批判された。
番組とは関係ないがAll About Meltdowns
原子力発電所における炉心溶融について英文だが上手くまとめられている
サイトがありましたのでリンクさせていただきます。
原子力発電所における炉心溶融
これも番組とは関係ありませんが、2011年3月17日の調査でアメリカ国民の
40%が原子力推進賛成38%が反対。23%が未決定というWeb記事が
目についたので紹介(リンク)します。
Link1
Link2
最後になりますが、視点論点(NHK教育テレビ版)の説明はWikipediaでは
下記のように書かれています。
1994年4月からも『視点-』は継続され、引き続き解説委員室が制作に携わる。
この原点は1980年代に教育テレビで放送されていた15分番組『テレビコラム』で、
各界の著名人・文化人が毎日日替わりで出演し、現代社会の諸問題、世界情勢
などに鋭いメスを入れた解説で定評があった。これを活かした番組としてリニューアル、
教育テレビに移行し再放送を総合テレビで放送する形となって今日に至る。
視聴者の中には左派・リベラル派の知識人の出演が多く、「偏向しているではないか」
という意見がある。総合テレビではなく教育テレビで、しかも民放各局の視聴率が
高いプライムタイムで放送し、あくまでもNHKの見解ではなく発言者の意見とする点で、
朝日新聞もこの手法を使うことでよく批判されている、という指摘である[誰?]。
しかし、実際には保守派とされている赤川学や村田晃嗣、志方俊之、森本敏、
藤原正彦などが出演している。
ちなみに、NHKの見解としてのニュース解説は、1時間後に総合テレビで
『時論・公論』として放送されている。
本編が出演者の語りのみで構成する事が多いが、図表や映像も使用し、
後述するような、テレビの特徴を活かすさまざまな表現方法に対応している。
また、数回にわたり、違う論者が同じテーマで論じるシリーズ展開が行われる。
この場合は、論題と別に「シリーズ○○」(○○にはテーマ名が入る)という
サブタイトルがつく。
2007年度にオープニング・エンディング・テーマ音楽を一新。
それまでの青ベースから、白黒映像に変わった。また、それまで本編中に
紹介されていたトークテーマについては、オープニングで論者とともに
紹介する形式となった。
また、2010年度にもオープニング・エンディング・テーマ音楽を一新。
また、これまでエンドカード明けに出していた次回の出演者の表示が、
『視点・論点 終』の表示と同時に出るようになった。
スリーマイル事故に関して、私の母校である寝高の後輩のBlogにリンク
させていただきます。