2022年11月12日、NHKBS3の番組シルクロード美の回廊Ⅱという番組で「麦積山石窟」が
紹介されていました。この番組は2019年5月11日に放送され再放送の番組である。
この番組の写真を利用して麦積山石窟へバーチャル訪問したいと思います。
番組で麦積山石窟を訪問されたのは漫画家の山崎マリさんです。
麦積山石窟(ばくせきざんせっくつ、中国語:麦积山石窟、拼音: Maijīshān Shikū )は、
中国北西部の甘粛省天水市麦積区にある194の石窟群で、7,200体を超える仏教彫刻と
1,000平米超に及ぶ壁画がある。着工は後秦時代(417年 - 384年) にさかのぼる。
上の3枚の写真麦積山石窟を代表する東壁の大仏
明代中期には断崖の東西両側面にあった巨大な三尊像が修復され、東南の崖面に立つ二基の菩薩立像を脇侍とする弥勒菩薩坐像や南西の崖にあった2体の脇侍を連れた背の高い未完成の仏像が修理されたのもこの時期である。
上の写真は東壁と西壁の遠景と大仏の位置を示したものです。
第1窟から第50窟は西側の断崖上にあり、東側の断崖には第51窟から191窟がある。
これらの数字は1952年から53年までの中国の考古学チームが付与していったものである。
麦積山石窟は甘粛省天水市の南東50Kmにあります。
後秦・北魏・西魏・北周・隋・唐・五代・宋・元・明・清の12王朝に及んで造営・修復が行われた。
麦積山石窟は敦煌莫高窟、大同雲崗石窟、洛陽竜門石窟とともに中国四大石窟に
数えられています。
Wikipedia(英文)による麦積山石窟(Maijishan Grottoes )の解説は以下のサイト
上の写真は麦積山の位置を示したものです。
上の写真は東壁の東側にある千体仏
遠くから見れば同じように見えるが夫々違った様相をしているとのこと。
上の写真は6枚の写真は133窟の仏像群と場所を示したもの
釈迦如来立像は宋代(960-1279)の塑造
仏弟子像は北魏時代(386-534)の作品
133窟の仏像群の詳細は下記サイトに詳しく紹介されています。
上の6枚の写真は123窟の仏像群と場所を示したもの
上の4枚の写真は78窟の仏像と場所を示したもの
上の2枚の写真は80窟の仏像と場所
山崎マリさんの仏像スケッチ
上の3枚の写真はスケッチをされている山崎マリさんと仏像スケッチ
アクセス
以下は下記サイトより転載
西安~天水は列車で3時間15分位(硬座51元)。
天水駅前から麦積山へは15分毎位で直通バスが頻発しています(所要1時間弱、バス代5元)。
バスは麦積山の入場門前に到着。麦積山の入場券は80元。
入場門から麦積山までは約2km。歩けなくは無いが、やや登り坂。
観光用送迎車があり、往復で10元。
実際に訪問された方のサイトにリンクさせていただきました。
Youtube動画
China's FLOATING Mountain Caves! | Maijishan Grottoes
The Maijishan Grottoes — masterpiece of cave architecture
旅行ガイド