CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

始皇帝陵と兵馬俑

2023年02月28日 04時41分41秒 | Weblog
本日は30年以上前に訪問した中国西安市の郊外にある「始皇帝陵と兵馬俑」をテーマに
書いていきます。この両者は1987年に世界遺産に登録されています。

中国における世界遺産のリストは下記サイトで確認できます。

本題に入る前に中国で最初に統一国家を築いた秦の始皇帝について簡単に記載しておきます。
BC221年中国全土を初めて統一した始皇帝はBC259年2月18日秦の王子として生まれた。
父は荘嚢王、母は趙姫。
名(諱)は「政」または「正」。当時の中国は「春秋戦国時代」と呼ばれる戦乱の時代で
秦の他に魏、趙、韓、楚、燕、斉の合計7か国が争っていました。

「政」は秦王の一族であったが父が人質で送られていた趙で生まれ育った。
政の家族は趙で肩身のせまい思いをしながら、つつましく生活していたという。
その後、秦に送り返された「政」は、王となった父が亡くなった後、わずか13歳で
秦王となった。最初は宰相の呂不韋(りょふい)と共に力を合わせて政治を行っていた。
「政」が成長するにつれ呂不韋の存在が邪魔になり追放した。
自ら政治を行うようになった「政」は、法律を整え、経済を発展させ、軍隊を増強した。
そして16年かけて他国を次々と滅ぼし、BC221年、初めて中国統一を成し遂げた。
「政」は中国を統一後、王ではなく新しい位である「皇帝」をつくり子孫に受け継がれる
位とした。そして自分は最初の皇帝であるから「始皇帝」と名乗った。
BC210年9月10日、5度目の全国遊説中に49歳(数え年だと50歳)で急死するまで、
秦の始皇帝として大改革を断行し現在の中国の基礎を創った。
始皇帝の死後には大規模な反乱(BC209年陳勝・呉広の乱など)が起こり秦王朝は
わずか3代15年で滅びた。しかしこの体制を上手く引き継いだ漢王朝は約400年続いた。


始皇帝陵
秦の始皇帝を埋葬した始皇帝陵は陕西省 西安市(昔の長安)臨潼区(りんどうく)の
東5Kmの驪山(りざん)北麓にあります。
英語で始皇帝陵はThe Mausoleum of the First Qin Emperor 
この陵はBC246年始皇帝が13歳で即位し、その翌年から造営が開始された所謂「寿陵」である。
上の写真は2021年5月29日(土)、Pm11:00~Am0:00にNHKEテレで 放送
された「誕生 ヤマト王権〜いま前方後円墳が語り出す〜」で紹介されていた
秦の始皇帝陵の規模を図示したものです。
秦の始皇帝稜は世界でも最大級の墳墓で世界の三大墳墓の1つです。
(他の2つはエジプトのピラミッド、仁徳天皇稜)
墳丘の大きさは東西345m、南北350mの規模です。

始皇帝陵の全体規模は東西数Kmで陵内は墳丘、陵園、寝殿、便殿、陪葬区、兵馬俑坑、各種陪葬坑が造営されています。配置図は下記(下の写真)

 出典:飯島武次 著「中国考古学の手引き」同成社(2015)Page102
上の写真はGoogle地図に始皇帝陵と兵馬俑坑の位置を示したものです。
北側には謂河が流れています。

兵馬俑
兵馬俑は1974年井戸を掘っていた農民により偶然発見された。
兵馬俑は始皇帝陵の1.5km東に位置し、その規模は2ha程である。
3つの俑坑には戦車が100余台、陶馬が600体、武士俑は成人男性の等身大で
8000体近くあり、みな戦闘態勢で東を向いている。



上の2枚の写真は30数年前に西安を訪問した時に入手したものです。
今でも長身178cmの兵士俑が多数陳列されている姿が圧巻であった事を鮮明に憶えています。
兵馬俑坑は秦の始皇帝陵の東側1.5kmに位置する陪葬墓である。 
3基の兵馬俑坑と文物陳列庁とから秦始皇兵馬俑博物館は構成されています。
第1号兵馬俑坑は東西230m、南北62mの範囲に5mの深さに掘られた地下坑道で、
総面積1万4,200㎡の中に約6,000体の陶器製兵士俑と陶馬が陣形を組んで並び、
中国を統一した秦軍の威容を現在に伝えています。
さらに東の門道内側に3列×72体=216体の武人俑が東を向いて並んでいます。
上記、武人俑の背後西側にさらに武人俑(1,700体以上)と戦車を曳く馬(88匹)、
木製戦車(22輌)があります。
第2号兵馬俑坑は1号俑坑の北側20mの地点にある東西96m、南北84m、総面積6,000㎡の地下坑道。
ここの兵馬俑は正方形に布陣した弓を持った歩兵隊、正方形に布陣した戦車隊、
長方形に布陣した歩兵と戦車の混成部隊、長方形に布陣した騎馬隊の4つの組織からなり、
その総数は戦車89両と馬336体、歩兵562体にも及ぶ。
第3号兵馬俑坑は1号俑坑の西側25mの地点にある東西18m、南北22m、総面積520㎡の地下坑道。
兵馬俑の最高指揮部隊に当たると考えられている場所である。

秦の始皇帝の治政

治政としては重臣の李斯らとともに主要経済活動や政治改革を実行した。
その内容を箇条書きで纏めてみました。
(1)全国支配の制度改革
  「郡県制」の開始 全国を36郡(のちに48郡)に分け、郡の下に県を設置
  官僚統治制度の開始。郡と県に「郡守」「県令」を任命
  この制度は清王朝まで継続しています。
(2)始皇帝の統一政策
   1)「度量衡」の統一
   2)貨幣の統一
   3)文字の統一
   4)車の「車軌」を統一
   5)交通網の整備
   6)民間の武器の没収
   7)焚書坑儒(ふんしょこうじゅ )による思想統一
     法家を重用して法による統治。儒家・方士は弾圧された
 (3)大規模な土木工事の実施
    阿房宮、始皇帝陵、万里の長城、運河の建設
 (4)始皇帝の全国巡行
   
全国統一の過程
上の写真は秦の始皇帝がいかに全国統一を成し遂げたのか図示したものです。
最後に斉を滅亡させ全国が統一されました。
出典:渡邊義浩監修「中国戦国時代」 昭文社(2022)Page81
上記書籍の表紙に兵馬俑の写真が掲載されているので添付しておきました。

さらに秦の時代の支配領域の地図も添付しておきます。

出典:グローバルワイド最新世界史図表 五訂版 第一学習社(2022)Page109

展覧会「兵馬俑と古代中国」
日中国交正常化50周年記念「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」の巡回展が東京の
上野の森美術館で上記展覧会が2022年11月22日から2023年2月5日の会期で開催されました。
この内容については時空旅人2023年1月号「中国王朝と皇帝」でも一部紹介されていました。
表紙のみ添付しておきます。(下の写真)


展覧会の公式サイトにリンクしておきます。

Youtube動画
3分で学ぶ!世界遺産vol.016『始皇帝陵と兵馬俑坑』  

「世界の8番目の奇跡」、秦始皇帝陵兵馬俑坑  



関連サイト






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今週の予定(2023年2月27日(月)~2023年3月5日(日))

2023年02月27日 03時46分21秒 | 有用な情報
2023年2月27日(月)~2023年3月5日(日)今週の予定をお送りします。

3月1日~3月4日は日本の七十二候の第六候、「草木萌え動る(そうもくめばえいずる)
ゆっくりと雨が大地と大気を潤して準備が整うと、やわらかくなった大地から
待ちわびたように草木が芽を吹きはじめます。
3月3日は桃の節句です。
先週の写真

 まず、先週(’23年2/20~’23年2/26)に撮った写真を何枚か紹介します。

上の写真は2月20日、須磨税務署での確定申告の後、訪問したマルハチ鷹取店
定期的に利用している店の一つです。


上の写真は2月20日、ウクライナを電撃訪問した米国バイデン大統領とゼレンスキー大統領
出典:2月21日朝のNHK総合テレビ「おはよう日本」より




上の3枚の写真は姫路城。 撮影:2023-2-22
見学者はほとんどが海外からの観光客で賑わっています。


上の2枚の写真はJR垂水駅前の下水マンホール 撮影:2023-2-23

上の2枚の写真は須磨沖の海に沈められた市電の展示
昭和43年から昭和45年に廃車となった市電の車両が須磨沖の海に沈められました。
撮影:2023-2-25 神戸市埋蔵文化財センターの展示


今週の予定

2月27日(月)
 ・携帯電話見本市「モバイルワールドコングレス」(~3月2日、バルセロナ)
 ・参議院議員運営委員会、次期日銀総裁植田和男から所信聴取
 ・衆議院予算委員会集中審議
 ・大相撲春場所番付発表
 ・2023~24年秋冬パリコレクション(~3月7日)

2月28日(火)
 ・政府が配った布マスク(アベノマスク)の単価開示を求めた訴訟の判決
 ・2022年の宿泊旅行統計(観光庁)
 ・2023年1月の人口移動報告(総務省) 
 ・山口県阿武町で誤給付した田口翔被告(ネットバンキングに使用)に判決(山口地裁)

3月1日(水) 
 ・春の全国火災予防運動
 ・G20外相会議が開幕(~3月2日、インド・ニューデリー)
 ・韓国大統領「3.1独立運動」記念式典で演説(ソウル)
 ・2024年春卒業予定の大学生らの企業採用活動解禁

3月2日(木)
 ・リニア中央新幹線の建設談合事件で独禁法違反に問われた大成建設の元常務らの控訴審判決(東京高裁)
 ・スピードスケート世界選手権(~3月5日、オランダ・ヘーレンフェーン )
 ・若狭小浜お水送り
 ・衆議院憲法審査会
 ・2月の消費動向調査(内閣府)
 ・宝塚音楽学校の卒業式(宝塚市)
 ・ゴルフ HSBC女子世界選手権(~3月5日、シンガポール)
 
3月3日(金)
 ・ひな祭り
 ・2月の東京都区部の消費者物価指数
 ・就活の女子学生になりすまし、企業Web適性検査の替え玉受験した関電社員の初公判(東京地裁)
 ・「クアッド」の外相会合 (インド・ニューデリー)
 ・1月の完全失業率(総務省)
 ・1月の有効求人倍率(厚労省)
 ・米独首脳会談(米国・ワシントン)
 ・地域医療に貢献した医師を表彰する「赤ひげ大賞」表彰式(東京)

3月4日(土)
 ・アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)閣僚会合(東京)
 ・ブルーウォーター賞授賞式(米国 ニューヨーク)

3月5日(日)
 ・
 ・中国全人代が開幕(北京)
 ・陸上 東京マラソン
 ・将棋 棋王戦第3局(新潟グランドホテル)
 ・自動車 F1シリーズ開幕戦バーレーンGP決勝(バーレーン・サキール)



最後に全国の週間天気予報を添付して筆を置きます。
今回は各地の最高気温の予測も入れました。
出典は2月26日(日)NHK総合テレビ 夜 ニュース7




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多井畑厄神の近くにある子守神社 on 2022-12-9

2023年02月26日 06時46分26秒 | 神戸情報
2022年12月9日、多井畑厄神の近くにある子守神社の写真を撮りましたので紹介します。

子守神社は地元では「こうもり」と呼ばれ親しまれています。
子守神社は赤ちゃんの夜泣きがひどい時に、お参りすると治まると言われており、
今でも信仰を集めています。
昔は字東前田の奥村様宅の向かいの杜にあったが、多井畑南町の開発で平成9年(1997)
塩屋谷川沿いの現在地に移設されました。


上の2枚の写真は神戸市須磨区多井畑南町にある子守神社の小祠の近遠景です
撮影:2022-12-9
上の写真は子守神社の近くにある子守神社と書かれた石碑

上の写真は子守神社の場所を示したものです。
出典:Google地図
上の写真はGoogleストリートビューで観た子守神社の位置です。



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ラー麺ずんどう屋 垂水ジェームス山店でのランチ on 2023-2-21

2023年02月25日 04時08分40秒 | 神戸情報
2023年2月21日、豚骨ラーメンを売りとしている「ラー麺ずんどう屋」の垂水ジェームス山店で
ランチをいただきましたので写真紹介します。
姫路での店には2回ほど利用していますが垂水ジェームス山店には初訪問です。
「ラー麺ずんどう屋」は2002年4月4日兵庫県姫路市で誕生しました。
じっくり炊き出したとんこつだしをベースに背脂を加えた濃厚スープが特徴。

ラー麺ずんどう屋 垂水ジェームス山店の基本情報
住所:神戸市垂水区青山台8丁目762-1041  
営業時間:11:00~25:00  定休日:不定休
オープン日: 2022年10月12日

所在地のGoo地図を添付しておきます。

当日注文したのは2人とも元味ラーメン 背油少な目、細麺 820円(税込)
追加品としてAセット(小炒飯、鶏の唐揚げ)480円、ギョーザ350円で
2人の合計2,470円(税込)でした。


上の2枚の写真は元味ラーメン 背油少な目、細麺
同じ物ですが容器だけが異なっています。

上の2枚の写真はAセットのチャ-ハンと唐揚げ
ギョーザ(350円)は写真を撮るのを忘れていましたので写真ナシです。

上の写真はメニュー表

辛口の奥様が美味しいと言っていましたので、再訪したいと思っています。

コメント (2)
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3年ぶりに姫路城マラソンが開催されます

2023年02月24日 06時06分41秒 | 姫路市
2023年2月26日(日)、3年ぶりに姫路城マラソンが開催されます。
開催に伴い、姫路城の周辺やマラソンコースの道路は大幅な交通規制が実施されます。
関連のリーフレットを入手しましたので紹介します。

上の写真は姫路城マラソン交通規制の内容が書かれたリーフレットです。
7:00から17:00まで規制されるようです。
場所によって時間帯が異なっています。
詳細は下記リンクの公式サイトで確認してください。

上の写真は広域迂回路

上の写真は姫路城周辺の拡大図です。
上の写真は姫路城周辺の迂回路

上の写真は主要交差点付近の拡大図



上の2枚の写真は姫路城への観光客やマラソン参加者のための姫路城への通行経路

上の写真はJR姫路駅に掲示の姫路マラソンの案内のポスター 
車でのお出かけを控えてくださいとのメッセージも書かれています。

上の写真は姫路城参道に立てられた姫路城マラソンの幟旗
撮影:2023-2-22

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姫路城「菱の門・2階櫓部」特別公開、観覧記 on 2023-2-22

2023年02月24日 03時57分11秒 | 姫路市
姫路城「菱の門・2階櫓部」が2023年2月11日から3月12日に特別公開されています。
以前、リーフレットの内容について下記ブログで紹介してきました。


2023年2月22日、姫路城「菱の門・2階櫓部」特別公開を観覧してきましたので写真紹介します。
今回の特別公開は姫路城世界遺産登録30周年のイベントの一環として実施されています。
今回の特別公開要項
開催日時:2023年2月11日(土)~3月12日(日)
公開時間:9:00~16:30(最終入城16:00) ※開城時間は9:00~17:00
公開場所:姫路城 菱の門・2階櫓部
観覧料:200円 ※別途姫路城の入城料(1,000円)が必要です。
問い合わせ:079-285-1146(姫路城管理事務所)

公式サイト:【姫路城 冬の特別公開】菱の門・2階櫓部 特別公開 | イベント | ひめのみち (himeji-kanko.jp)

それでは早速、写真紹介に移っていきます。

菱の門の外観と花菱



上の2枚の写真は菱の門の入り口側(南側)からの外観
菱の門は二の丸の正門に当たる門です。

上の写真は西側から観た菱の門 2階に登る木製の階段で2階に入ります。
門番所の外面にも石垣が露出しています。


上の2枚の写真は木製の花菱を中心に撮ったものです。
木製の花菱(冠木に取り付けられている)は菱の門の名前の由来となっています。
花菱は三国掘に植生していました。

上の写真は菱の門の現地説明板

菱の門1階門番所


上の写真は菱の門・門番所の石垣と現地説明板
今回は1階の馬見所は特別公開の対象外であった。

説明板には次のように書かれています。
 菱の門は、姫路城内に現存する最大の城門です。築城当初の城主の屋敷は備前丸にあり、菱の門は、大手門に比肩する大事な城門だったといえるでしょう。
 門の形式は櫓門です。1階の通路部に門を設け、太い2本の鏡柱に肘壺金具で大扉を吊っています。鏡柱の上の冠木には木製の花菱が付けられ、門名の由来となっています。また、門の左右にはそれぞれ「門番所」(番所:西側の部屋)と通称「馬見所」(東側の部屋)が
置かれています。「門番所」は大きな門扉の横に付く脇門に面していて、門の出入りを監視しました。
 また「門番所」内南側の壁は石垣になっており、西の丸東辺石垣の北端に当たります。その石垣が門の建物に組み込まれているということは、本多忠政が西の丸を造成したときに菱の門も現在のかたちになったとみることができます。

菱の門2階櫓部

上の写真は菱の門二階に関する現地説明板
菱の門の2階は櫓で、櫓の南面に華頭(火灯)窓と武者窓を中央に、東寄りに出格子窓を配置しています。華頭窓と武者窓は黒漆塗の窓枠や格子に飾金具を打って装飾をしています。さらに、櫓の外壁面は真壁造りで、柱や舟肘木、貫などが壁体の中に隠れることなく外側に見え、とくに南側からの見栄えを意識して建てられています。
 2階内部には、門を入って西側の雁木を登り、西側の華頭窓の横にある入口から入ります。入口は城外からは土塀で隠れて見えません。
 櫓内部は東室・中室・西室の3室に分かれます。主要な城門なので武器が保管されていたとみられます。西室と中室では床面の南端(通路の真上)に石落し用の蓋が切られていて、頭上から攻撃できる仕掛けとなっています。この石落しは外から見ても存在に気づかないので、「隠し石落し」とも呼ばれます。

安土桃山様式の城門です。
上の写真は往時の姫路城の内堀内の建物群です。菱の門の位置を示した。
出典:姫路城を守る会 創立50周年記念で作成された絵図(2018年2月)




上の3枚の写真は河合寸翁が愛用した硯(元鼎硯)の展示
西室に展示されていました。

上の写真は河合寸翁が愛用した硯(元鼎硯)に関する現地説明板


上の写真は菱の門2階櫓の西室の内部


上の2枚の写真は中室の石落し。ここから入口を通過する人がよく見えます。
 
この石落しは外から見ても存在に気がつかないので「隠し石落し」とも呼ばれています。
上の写真は中室の木組み。



上の2枚の写真は菱の門2階中室の北側窓から撮った姫路城

上の写真は菱の門の2階中室窓から南側を観た景色

上の2枚の写真は黒漆塗長持(くろうるしぬりながもち)
菱の門2階櫓部の東室に置かれていた長持。
酒井家資料を収納・保管していました。詳しくは下記の説明板を参照してください。
千姫に似た女性が微笑んで「御触りになられませぬよう」と語りかけています。

上の写真は黒漆塗長持(くろうるしぬりながもち)現地説明板
読み難いので転記しておきます。
黒漆塗長持
 菱の門の櫓部の東室に置かれていた長持。全体を黒漆塗りとし、長辺には直径30cmほどの大きさで、平蒔絵の葵紋が2つずつ描かれています。
 この長持は、酒井家資料を収納・保管していたものの一つです。酒井家資料はもともと酒井家が所有していた近世・近代の文書等の総称で、姫路市が酒井家から資料を受け取る際、東京からこの長持に入れたまま姫路まで運ばれたようです。酒井家所有の長持で葵紋が描かれていることから、酒井家と徳川家もしくは松平家とのつながりがうかがわれます。その具体例として、両家間の婚姻が考えられます。安永3年(1774)には酒井忠以が高松藩松平家から嘉代姫を、天保3年(1831)には酒井忠学が将軍家から徳川家斉の25女・喜代姫を迎えています。いずれかの嫁入り道具だったのかもしれません。


上の2枚の写真は菱の門2階櫓部の東室の障子紙が琴丘高校生の手で漉かれ、貼られたとの説明。
原材料は雁皮(がんぴ)で現代の名工・表具師「梅岡一晴」氏が指導されました。
雁皮は書写山より採取。

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姫路市 イーグレ姫路1階の千姫茶屋でのランチ on 2023-2-22

2023年02月23日 05時38分16秒 | 姫路市
2023年2月22日、イーグレ姫路の1階にある千姫茶屋でランチをいただきましたので
写真紹介します。今回で訪問は3回目となるお店です。
千姫茶屋の基本情報
住所:姫路市本町68−290 イーグレひめじ 1F  TEL:079-288-4567
営業時間:11:00~14:30  休日:無休(12/31のみ休み)
 
千姫茶屋、所在地のGoo地図を添付しておきます。
  

当日、注文したのは「本日の日替わり」です  900円(税込)


上の写真が本日の日替わり  900円(税込)です。
内容は穴子ミニあんかけごはんとかす汁うどんのセットです。
「穴子ミニあんかけごはん」、「かす汁うどん」のどちらも美味しくいただきました。

上の写真は「穴子ミニあんかけごはん」のアップ写真
上の写真は「かす汁うどん」のアップ写真
うどんが隠れて見えませんが饂飩も入っています。
上の写真は店頭の本日の日替わりの内容が書かれた看板


上の3枚の写真はメニュー表
上の写真は店内の雰囲気です。
お客さんがいないタイミングを狙って撮りました。
実際には多くのお客様がおられます。



上の写真はお店の外観 
 
過去2回の訪問記(ブログ)


最後に千姫茶屋に因んだ場所として当日、撮影した「千姫の小径」の遠景写真と「姫路城」
の写真を添付して筆を置きます。

 上の写真は船場川に架かる市の橋より撮影した千姫小径
上の写真は菱の門より撮った姫路城の遠景

上の写真は喜斎門付近から撮った姫路城大天守
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丸亀製麺 名谷東店でのランチ on 2022-12-27

2023年02月22日 03時50分24秒 | 神戸情報
2022年12月27日(火)、丸亀製麺の名谷東店でいただいたランチを写真紹介します。
丸亀製麺には頻繁に利用していますが今迄3回しかブログ記事にしたことがありません。
今回は今迄、注文したことが無い品を注文したので記事を作成しました。
注文したのは「俺たちの豚汁うどん」790円(税込)


丸亀製麺 名谷東店の基本情報
住所:神戸市垂水区下畑町 字口唐戸334-1 TEL:078-751-0221
営業時間:11:00~22:00  定休日:なし(無休)
運営企業:トリドール


上の写真が当日いただいた「俺たちの豚汁うどん」790円(税込)
昆布のおにぎりと一緒にいただきました。
感想としては値段の割に価値を見い出せなかった。
いつもは私は一番安い釜揚げうどん(280円)を注文しています。
上の写真は「俺たちの豚汁うどん」のPRポスター

上の写真は奥様のいつもの定番 かけうどん360円(税込)と「いか天」150円
丸亀製麺のメニュー表

前回の訪問記で過去の訪問記にリンクしています。

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日米共同軍事訓練アイアンフィスト(Iron Fist)が2月16日から国内で実施されています

2023年02月21日 04時11分56秒 | Gooニュース
陸上自衛隊とアメリカ海兵隊は、2月16日から3月12日までの日程で、水陸両用作戦の
能力向上などを目的とした国内で初めてとなる共同訓練を実施しています。

日米共同訓練はアイアンフィスト(Iron Fist)=鉄の拳と訳され今までは米国で訓練が
行われていました。(2006年より実施)

陸自と米海兵隊の共同訓練『アイアン・フィスト』 2月16日から国内初の実施へ
RBC琉球放送より
大分県の日出生台演習場で演習が始まっています。
日出生台演習場(ひじゅうだいえんしゅうじょう) (Hijudai)

日米双方で約1,700名が参加して演習が行われます。
 

Japan: US Marines and the Ground Self-Defense Force participate in "Iron Fist" military exercises
日米共同訓練3日目の2月18日は米海兵隊によるオスプレイの着陸訓練が公開されました。 
訓練は着陸したオスプレイから海兵隊員が展開し、陸上自衛隊と協力して敵を掃討する
という作戦で行われました。 今回の日米共同訓練は離島の奪還を想定した水陸両用作戦が
重点で、日出生台演習場では航空機による訓練のほか迫撃砲などの射撃訓練が実施されています。
 訓練は予備日を含め2月28日まで行われます。
 

関連サイト


  上記サイトは2022年のアイアン・フィストの訓練開始のスタートの儀式
 場所は米国カルフォニア州Pendleton 海兵隊基地


   上記サイトに英文ではありますが、今回の訓練の内容の概要が書かれています。
 この演習に amphibious assault ship USS America (LHA6) =強襲揚陸艦「アメリカ」
強襲揚陸艦「アメリカ」も共同訓練に参加する予定で、2月20日に大阪港に入港しています。



上の3枚の写真は2月20日に大阪港に入港した米国の強襲揚陸艦「アメリカ」と解説
出典:2月20日放送 10ch読売テレビ 夕方のニュース ten




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累計訪問者数 235万uuを突破 on 2023-2-20 副題:時候と神戸空港のミニチュア展示

2023年02月20日 07時37分22秒 | Weblog

昨日(2023年2月20日)に累計の訪問者数が235万uuを突破しました。

憶えの為、記載しておきます。
本ブログ(Gooブログ)も2004年に開設していますので18年余続けています。
あと何年生きれるか判りませんが死ぬまで継続出来ればイイナと考えています。

Gooブログ初投稿は下記の記事です。(2004年6月3日)

 
上の写真が初投稿で使用した写真です。
次のように書いています。
2004年5月19日、雨で増水した錦帯橋の写真です。
岩国に来て3年になりますが川原が水に浸かったのを
見たのは初めてです。

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アクセスしていただいた方々に感謝致します
これを励みに無理をしない程度に継続していきたいと思います。
尚、2023年2月20日(月)現在の総閲覧数は8,883,130PVです

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下記ブログでさらに以前のアクセス数の推移を記載しています。
 
写真が無いと無味なので最近撮った写真を紹介します。
まずは時候の紹介です。
 2月19日~2月23日は日本の七十二候の第四候、「土脉潤い起こる(つちのしょううるおいおこる)
この時期、春の穏やかな風の次にやってくるのは、優しい雨。
緑や小さな虫達の目覚めのための準備を整えているようです。

2月24日~2月29日は日本の七十二候の第五候、「霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)
春の雨で土が潤うと、次は大気の番です。次第に空気中の水気が増えて、山野に
霞がたち景色がぼんやりとよく見えない日も。冬のくっきりとした景色とは対照的。

上の写真は神戸旅日記提供の「お菓子な虹 (Rainbow Baumkuchen)」の展示
神戸空港3階で展示 撮影:2023-2-19
上の写真は上島珈琲店提供の「ほっとコーSEA(Hot Cosea)」
神戸空港3階で展示 撮影:2023-2-19

上の写真は神戸空港3階の展示遠景 撮影:2023-2-19

上の写真はミニチュアライフ×神戸空港のKOBE ZONEの展示で「芯神戸」
作者は田中達也氏でどの作品も見ていて楽しい「ミニチュア世界」を楽しめます。
コメント
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