新型コロナウイルスの影響で巣ごもりが多い毎日ですが、2020年4月20日に
神戸大学医学部附属病院に予約再診で出かけていました。
その際に撮った写真(神戸家庭裁判所の前の彫刻作品)を紹介します。
上の3枚の写真がその彫刻作品です。
彫刻の側面に1959 TETSUZANとの銘が書かれていましたので
作品は1959年=昭和34年に制作されたこと
作者がTETSUZANであることが判ります。以下は2022年10月3日に修正追記。
TETSUZAN=大西徹山(大西金次郎)です。ネットで調べてみると、大西徹山は三重県出身
二科会会員 1904-1988年4月3日で代表作品:芭蕉翁像(JR上野市駅) 母子像(神戸家庭裁判所)
鹿の像(小豆島寒霞渓頂上) など 著書:「趣味の造形」(1970)「粘土彫塑の導き方」(1956)
小豆島を愛した彫刻家としても知られています。
コメントでご教示頂いた内容ではモデルの赤ちゃんだった方のお祖父様で、
近場では大阪フェスティバルホール内や服部緑地公園や関学などに作品が展示されている
そうです。
関連サイト:
壺井栄座像お目見え 二十四の瞳映画村 彫刻家の遺族寄贈(四国新聞) (line.me)
芭蕉翁像・芭蕉翁顕彰碑(伊賀市・旧上野市) | おすすめスポット - みんカラ (carview.co.jp)
上の写真は神戸家庭裁判所の建物と彫刻作品のある場所を赤字で示しました
神戸市は彫刻の街として1960年代の後半から積極的に事業が進められており
色々な場所で彫刻作品を鑑賞でき楽しめます。
須磨離宮公園では1968年より2年に一度のビエンナーレ型式で「現代日本彫刻展」
が開催され1998年の第15回まで開催され多くの作品が出展されました。
また神戸具象彫刻大賞展は1981年以降1995年まで開催されました。
神戸市によれば市内に500点以上の彫刻作品があるそうです。