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 城下町萩の散策とグルメ on 2014-10-4~10-6 その5 厚東 常吉(ことう つねきち)翁像 in 松陰神社 

2014年11月20日 16時43分23秒 | 旅行記
2014年10月4日、松陰神社の境内に建てられている厚東 常吉(ことう つねきち)翁像の
写真を撮りましたので紹介します。

萩の散策とグルメシリーズの第5回となります。
過去4回の記事内容は以下のとおりです。

城下町萩の散策とグルメ on 2014-10-4~10-6 その1 旧湯川家屋敷

城下町萩の散策とグルメ on 2014-10-4~10-6 その2 萩市指定史跡 桂太郎旧宅

城下町萩の散策とグルメ on 2014-10-4~10-6 その3 松下村塾と松陰神社

城下町萩の散策とグルメ on 2014-10-4~10-6 その4  松浦松洞誕生地

まず、厚東 常吉(ことう つねきち)翁について簡単に紹介します。

厚東 常吉(ことう つねきち) (1884年-1968年)は萩の迎賓館とも称される老舗旅館
「常茂恵」(大正14年11月3日創業)の創業者で実業家であると同時に県会議長や
衆議院議員も務めた政治家でもありました。

厚東 常吉翁の業績で忘れてならないのは松陰神社の建立に尽力したことと、
松本川に架かる萩橋を私費で建設し寄贈したことだと思います。






上の2枚の写真が厚東 常吉翁の銅像です。
像の作者は長嶺 武四郎氏で昭和42年(1967)に建立されました。
台座の名前刻板は内閣総理大臣の岸信介の書によるものです。


上の写真は「常茂恵」の写真です。

常茂恵が創業したのは、大正14年(1925)11月3日のこと。
「萩には中央からの客人をもてなす宿泊施設がない」と貴族院議員の滝口明城 氏、
後の総理大臣田中義一氏、近代日本画家の巨匠 松林桂月氏、実業家の久原房之助氏ら
郷土の名士が厚東常吉翁に相談したのがきっかけでした。

常茂恵の名前は常吉の一字を取って「常に茂って恵みがあるように」との意味を込めて
名づけられたそうです。


 


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