徳川家康の戒名は「東照大権現安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」
読み方は「とうしょうだいごんげんあんこくいんでんとくれんしゃすうよどうわだいこじ」で
なんと19文字の長い戒名です。
遺言に沿って、仏式の神道説により家康公の御霊を「東照社(東照宮の前身)」に
東照大権現として祀り、増上寺から「安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」という戒名を授かった
参考として一番短い戒名は幸田露伴の「露伴」
徳川家康(1542年-1616年)の墓所は以下の通りです。
・久能山東照宮(静岡県)
・日光東照宮(栃木県)
・高野山(和歌山県)
・南宗寺(大阪府)
・圓光寺(京都府)
・圓光寺(京都府)
・大樹寺(愛知県)
各墓所について下のサイトで詳しく書かれていますのでリンクさせていただきました。
最近、覚園寺の重要文化財 石造宝篋印塔(開山塔と大燈塔)を調べていた際、
東照宮奥社宝塔(徳川家康の廟)を見つけたので写真紹介します。
上の写真は徳川家康の墓(東照宮奥社宝塔)
出典:重要文化財14 建造物Ⅲ 文化庁監修 毎日新聞社(1972)Page 74
著作権失効
この神域は昭和40年(1965)350年大祭以降は特別に公開されています。
徳川家康はこの地に、没後1年経った元和3年(1617年)に改葬されたと言われています。
高さは5mほどあり、もともとは元和8年(1622)に木造で創建されましたが、寛永18年(1641)に石造に改められました。さらに地震で倒壊した為、天和3年(1683)に
鋳銅製に改められました。1908年8月1日に国の重要文化財に指定されました。
今回作成のブログは内容が薄いので重要文化財14 建造物Ⅲ 文化庁監修 毎日新聞社(1972)
Page 74より徳川家3代将軍(徳川家光)、4代将軍(徳川家綱)、5代将軍(徳川綱吉)の
墓の写真を添付して筆を置きます。いずれも重要文化財に指定されています。