29日(日)、那覇市の自治会館で、シンポジウム「6月土砂投入までに『撤回」を!」が開かれた(沖縄平和市民連絡会主催)。知事の埋立承認の「撤回」を求める世論の高まりを受け、会場は250名の参加で超満員となった。
最初に本田博利元愛媛大学教授が「2つのタイプの『撤回』 ---取消し撤回こそ先決」と題してお話をされ、続いて田村順玄岩国市議が「岩国市民をだまし市民生活を破壊する岩国基地の沖合展開」について報告、最後に私が「もう騙されない---防衛局の数々の違反行為を問う」というテーマで話しをさせてもらった。
シンポジウムの全ての映像が公開されているので、是非、ご覧になっていただきたい。
(会場は250名ほどの参加者で超満員となった)
以下、当日配布したレジメの目次部分を紹介する。レジメ本文は11頁に及んでいるが、必要な方は、ブログの右側に書かれているアドレスに連絡をいただければ、送らせていただきます。
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辺野古新基地建設事業---土砂投入を目前にして、急がれる埋立承認「撤回」
埋立承認「撤回」の理由となる防衛局の違法・違反行為について(目次)
2018.4.30 北上田 毅
<はじめに---関係する法令等>
・公有水面埋立法に基づく設計概要変更申請
・埋立承認の際の留意事項
・その他(沖縄県漁業調整規則等)
第1.今までの防衛局の違法・違反行為
1.「埋立承認の際の留意事項違反」の事例(事前協議の無視、環境保全図書の変更)
1-1. 実施設計、環境保全対策の事前協議が終らないうちの工事強行
1-2. 辺野古側傾斜堤護岸の石材の海上運搬は留意事項違反
1-3. 石材陸揚用の桟橋とするための K9護岸の構造変更(設計概要変更申請も必要)
1-4. 工事施行区域(臨時制限区域)に沿ったフロート敷設も留意事項違反
1-5. サンゴ類の移植をしないままの護岸工事強行は留意事項違反
1-6. 洗浄していない石材の海への投下は環境保全図書の記載違反
2.公有水面埋立法違反の事例(知事の承認のない設計概要の変更)
2-1. 工事用仮設道路の無断造成(K9護岸取付部、辺野古側の工事用仮設道路③への取付道路)
2-2. 辺野古側からの工事着手は埋立施工順序の変更(環境保全図書の変更でもある)
3.その他の違法・違反行為の事例
3-1. コンクリートブロックの投下問題(臨時制限区域一帯、汚濁防止膜)
3-2. 岩礁破砕許可が切れた以降の護岸工事、ボーリング調査---漁業調整規則違反
3-3. アスベスト除去についての大気汚染防止法の手続をしないままの隊舎解体工事
3-4. 石材運搬の違法ダンプトラック(不正改造、ダンプ規制法違反、積載オーバー)
4.このまま辺野古側で埋立工事(土砂投入)が始まった場合の違法・違反
4-1. 埋立工事に関する実施設計、環境保全対策の事前協議の未実施
4-2. 絶滅危惧種のサンゴを内側に残したまま土砂を投入することは許されない
4-3. 埋立用土砂の陸上搬送が行われた場合は留意事項違反
4-4. 国頭・本部以外の岩ズリが使用された場合は留意事項違反
4-5. 辺野古側K4護岸を現状の高さのままで内側に土砂投入すれば、台風時等に越波で災害発生
第2.埋立承認の「撤回」につながる新たな事実
1. 環境監視等委員会の問題
2.大浦湾の活断層の問題---立地条件そのものが問題
3. ケーソン護岸下部の超軟弱地盤(水深30mに厚さ40mのN値ゼロのマヨネーズのような地盤)
4. 飛行場周辺の高さ制限に抵触する問題---立地条件そのものが問題
<補足>
那覇空港第2滑走路増設事業、岩国基地埋立事業での、設計概要変更、環境保全図書変更の経過から