チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

琉球セメント安和桟橋で埋立土砂の積出しに抗して、海上、桟橋前で懸命の阻止行動が続く /// 沖縄総合事務局が違法と指摘したダンプが、改善せずにそのまま使われている!

2019年01月09日 | 沖縄日記・辺野古

 今日(1月9日・水)は、琉球セメント安和桟橋で、辺野古への埋立土砂海上搬送を阻止するための集中行動が取り組まれた。

 早朝から桟橋のゲート前には大勢の人たちが集まった。ゲート前を行き来するデモ行進を続けたため、右折ラインで待機するダンプトラックはなかなか入ってこれない。青信号の間に1台が入るのはやっとだ。土砂搬入は、いつもよりも大幅に遅れた。

 午前9時頃、カヌーメンバーらがやってきた。カヌー13艇とゴムボート1艇が、桟橋の土砂運搬船に向かっていく。 

 

  土砂運搬船の前後のアンカーロープにカヌーのロープを結びつけたようだ。午前10時過ぎには、土砂の積込みは終っていたのだが、運搬船は出ていくことが出来ない。

 海上保安庁のボート8艇が駆けつけ、保安官らが海に飛び込んで規制が始まった。カヌーのロープをほどこうとするが、簡単には進まない。 

 

 結局、海保は、なんとナイフを持ちだしてロープを切ったそうだ。カヌーメンバーらともみ合っているところでナイフをだしてきたのだから、危険、極まりない。何故、そんな行為が許されるのか! 

  ダンプトラックの搬入も止まっているため、皆、ゲート前からカヌーメンバーらを激励するために岸壁で集会が始まった。

 結局、カヌーメンバーらの奮闘で、土砂運搬船は2時間半以上も出ていくことができなかった。岸壁からは、「カヌー隊、頑張れー」と激励が続いた。

 下の写真は、桟橋のゲート前集会の様子。100名以上の人たちが集まった。

 

 

 

 今日、とんでもないことが見つかった。

 昨日のブログで、我々の訴えにより、所管の沖縄総合事務局が、ここで使われているダンプトラック25台について、道路運送車両法等の違法を指摘し、改善を指導したということを説明した。

 沖縄総合事務局は、12月27日に車両所有者に警告ハガキを出し、発注者の防衛局にもその旨を連絡したという。1月8日現在、車両所有者からの回答はまだない。防衛局は、1月7日、「指導をしている」「改善中」との連絡があったという。

 ところが驚いたことに、今日、先に違法を指摘された5台のダンプトラックが、問題を改善しないまま、使われていた。沖縄総合事務局の指導を全く無視したまま、違法なダンプトラックを使い続けているのだ。国が発注した工事で、こんなとんでもない違法行為が繰り返されているのだから、防衛局の責任は大きい。

 この問題については、明日、詳しく説明する。

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