今日(11月5日・日)は、北谷で開かれた「国による代執行を許さない! デニー知事と共に地方自治を守る県民大集会」(オール沖縄会議主催)に参加した。
北谷ドームには約1800人もの人たちが集まった。登壇したデニー知事に大きな拍手・声援が沸き上がる。集会アピールでは、「設計変更申請を承認しないデニー知事の方針を支持し、国による代執行を許さない。民主主義の根幹が問われている」と確認した。
ただ、既に代執行訴訟は最初の口頭弁論だけで結審し、間もなく判決が出される。そして国土交通大臣が知事に代わって設計変更を承認し、早ければ年内にも大浦湾での工事が始まってしまう。そのような状況の中で、「代執行を許さない! 地方自治の本旨に即した判断を! 頑張ろう!」と唱えているだけでは国に勝てない。
今、必要なのは、代執行訴訟に敗訴した場合、どう対応するのかという具体的な対抗策だが、今日の集会ではその点についての問題提起がなかったのが残念だった。
先日からのブログでも繰り返しているが、現在の状況であくまでも辺野古新基地建設を阻止するためには、埋立承認の再度の撤回、又は別理由による設計変更の再度の不承認しかない。