4月30日(日)は、豊見城島ぐるみ会議の総会で、辺野古の工事の現状とその問題点についてお話をさせてもらった。
午後2時からの総会では、活発な議論が続いた。この間、キャンプ・シュワブのゲート前には、豊見城・南風原・八重瀬等の南部島尻地区の島ぐるみ会議が大勢参加されている。豊見城では、辺野古現地だけではなく、地元でも定期的なスタンディング等、様々な取組みをされている。
この間、各地の島ぐるみ会議でお話をさせてもらったが、辺野古新基地建設に反対する県民の怒りは、現地の座り込みだけではなく、それぞれの地域での活発な運動となっているのだ。
今日の講演では、政府の「埋立本体工事着工」セレモニーの実態と、その法的問題点について話しをした。そして、次のように訴えて、ゲート前への結集を呼びかけた。
「今後、K9護岸の基礎部分の工事だけでも、大型ダンプトラック9000台分もの石材を搬入することが必要。まだ防衛局は、波打ち際にわずか5袋の石材を置いたにすぎない。毎日、100台のダンプトラックを入れたとしても、3ヶ月も必要です。ゲート前に座り込んでトラックの進入を阻止すれば、工事を続けることはできない。屈することはありません。」