(1月21日の北部訓練場メインゲート)
1月21日(火)、沖縄平和市民連絡会の高江便を運転、午前8時半すぎにメインゲートに着いた。座り込みをしている友人たちと、「おめでとう! これでいい旧正月を迎えられるね。」と握手をかわし、名護市長選の勝利を喜び合う。外気温は13度C以下と今年一番の寒さだったが、皆、今日はニコニコしている。
午後、HH60ヘリがメインゲートにやってきた。昨日、今日と「キング牧師記念日」で米軍は休みのはずなのに、何故、そんな日に演習をしているのか? しかもこのヘリは昨年8月、キャンプハンセンに墜落して米兵1名が死亡した機種だ。また、昨年11月1日には沖縄中部で訓練中にカメラを落下させるという事故を起こしている。さらに昨年12月16日、神奈川県で墜落した厚木基地所属のMH60もこのHH60ヘリと同型機だ。そして、HH60ヘリは、今年1月7日にはイギリスで墜落し訓練中の米兵4名が死亡している。そんな危険なヘリがわが物顔で北部訓練場、高江集落の上を飛び交っているのだ。
(事故が相次いでいる危険なHH60ヘリ)
(N1ゲート前での座り込みテント)
今週中には、N1地区の2ケ所のヘリパッド工事の業者が決まる。工事開始に備え、N1のゲート前での座り込みも再開された。
(N1ゲートからは古い林道が続いている。)
N1のゲートからN1地区までは、2Kmほどの古い林道が続いている。N1地区のヘリパッド工事のためには、まず、この古い林道の整備工事から始まる。3年前、N1ゲート前の県道70号線で、土のうの搬入をめぐって攻防戦が繰り広げられたが、また同様の事態が再現されるのだろうか?
それでも、このN1地区からH地区、G地区にかけての一帯は、北部訓練場の中でも最も豊かな自然が手つかずで残されているところだ。そんなところの森林を大規模伐採し、オスプレイのためのヘリパッドを造成させてはならない。午後、ヘリパッドいらない住民の会と支援グループの合同ミーティングを開催し、当面の運動について確認した。